マーベル・スタジオによる映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のグローバル・プレス・カンファレンスがロサンゼルスで開催され、制作陣とメインキャストが集結した。
※この記事には『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のネタバレが含まれます。

スパイダーマンとの「ラストシーン」の撮影は?

 映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のグローバル・プレス・カンファレンスにメインキャストや制作陣とともに登壇したロバート・ダウニー・Jr.

 MCU第1作目の映画『アイアンマン』からトニー・スターク(アイアンマン)を演じてきた、まさにMCUの中核であるロバートが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でのトム・ホランド演じるスパイダーマンとのラストシーンについて言及した。

画像1: スパイダーマンとの「ラストシーン」の撮影は?

 自己中心的なトニー・スタークと彼を敬愛するピーター・パーカー(スパイダーマン)の関係は、親子関係にも似ており、劇中ではピーター・パーカーだけでなくトニー・スタークの成長も見られる。

画像: 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の場面写真。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の場面写真。

 強い絆で結ばれた2人だが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のラストでは、最凶の敵サノスによってスパイダーマンがトニー・スタークの腕の中で消えてなくなる。

 このシーンには多くのファンが心を痛めたのだが、ロバートいわく撮影当初はこの反応を想像していなかったという。

 「(撮影時には)たしかルッソ兄弟がいた。1、2回ほど取り直した気がする。あれは大変な撮影だったけど、それはそれ」と、感傷的にならなかったことを明かした。

 しかし、ロバートの気持ちは映画公開後に変化。劇場に行けない子供と一緒に映画を見たロバートはスパイダーマンとの別れシーンを見た子供の反応を見て、「ワオ、僕たちは結構な決断をしたんだ」と感じたという。

画像2: スパイダーマンとの「ラストシーン」の撮影は?

 「でも観客が気に入ってくれたからよかった。観客は賢いから、たとえ20分前だとしても同じシナリオにならないように求めてくる。僕たちには新しい展開が必要で、ケヴィン社長とルッソ兄弟はそれを与えようとしているんだ」と話したロバートは、どんでん返しの展開はマーベルファンの期待に応えるものであることも明かした。

 映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は4月26日に全国ロードショー。(フロントロウ編集部)

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