年頃の娘を家族旅行に誘い出す“奥の手”とは?
先日、スペインで開催された、旅行&観光分野の世界的な民間団体「世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)」が主催するグローバルサミットに参加したバラク・オバマ元米大統領が、名門ハーバード大学に通う長女マリア・オバマ(20)と、高校生の次女サーシャ・オバマ(17)を上手いこと家族旅行に誘い出す“奥の手”を明かした。
すでに親離れを始めた年頃の娘がいるオバマ氏にとって、娘たちを家族旅行に連れ出すのは至難の業。とくに、すでに実家を出たマリアに続いて、サーシャも近々大学に通うために家を出る予定であることから、オバマ氏としては娘たちとできるだけ多くの時間を過ごし、行けるうちに一緒に旅行に行きたいと思っているという。
そんなオバマ氏には、娘たちを家族旅行に誘い出す“奥の手”があるという。それは、娘たちの財力では到底行くことができない“魅力的な旅行”を提供するというもの。
「魅力的な旅行プランを提示して、娘たちの気を引くことができれば、より多くの時間を一緒に過ごしてくれるだろう。だって、今の彼女たちには(金銭的に)手が出ないからね」
あれだけの大国で8年間も大統領を務めたオバマ氏だけに、さぞすごい奥の手が出てくるのかと思いきや、まだ学生の身である娘たちには資金を捻出できないような旅行プランで気を引くという、娘たちの心理を上手く利用した、ある意味最も簡単な方法で“釣って”いることを告白。
世間の人たちにとっては元大統領だが、家では年頃の娘たちとの付き合い方に試行錯誤する、“普通の父親”と変わらないオバマ氏の一面が明らかになった。(フロントロウ編集部)