レイア姫&36年ぶりに“あの人”が登場
半世紀近くにわたって続いてきた『スター・ウォーズ』シリーズの集大成となる、映画『スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)』の映像が初公開され、全世界のスター・ウォーズファンを興奮させまくっている。
前作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でレイにジェダイの心得を教えた、“伝説のジェダイ”ルーク・スカイウォーカーの「我々はすべて伝えた。はるかな歴史が君の中に。だが、これは君の戦いだ」という言葉で始まり、「我々はつねに君と共に。誰ひとり消え去っていない」という言葉で終わる約2分間の映像には、砂漠に1人たたずむレイが、ライトセーバーを手にタイ・ファイターに乗った何者かを迎え撃つ場面のほか、故キャリー・フィッシャー演じるレイア姫と抱き合う場面も。
監督のJ・J・エイブラムスがファンイベントで語った話では、レイア姫は極めて重要なシーンで登場することになるという。
また、本作では1983年公開の映画『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』以来、約36年ぶりにランド・カルリジアン役のビリー・ディー・ウィリアムズがカムバックを果たす。
さらに、1977年公開の映画『スター・ウォーズ/新たなる希望』でハン・ソロとルーク・スカイウォーカーが授与された“メダル”が再登場するなど、過去8作品をよく知るファンにとってなつかしさを感じるシーンの連続となっている。
上が最新作の特別映像に出てきたメダルで、下は映画『スター・ウォーズ/新たなる希望』でハリソン・フォード演じるハン・ソロと、マーク・ハミル演じるルーク・スカイウォーカーがそのメダルを受け取ったシーン。
不気味な「笑い声」の正体は…?
ちなみに、今回初公開された映像でファンに最も衝撃を与えたのは、最後に聞こえる不気味な笑い声。この声の持ち主は、映画『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』でダース・ベイダーに裏切られ、命を落としたシスの暗黒卿ダース・シディアスことパルパティーンだとされているが、このほどルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルがツイッターを更新し、“まさかの人物”の名前を挙げた。
「新映像の最後に聞こえる謎の笑い声の正体は“ジェダイ・ジョーカー”だ。(謎が)解決」
Mystery of who's laughing at the end of the trailer: SOLVED.#JediJoker pic.twitter.com/QUGmagYU2A
— Mark Hamill (@HamillHimself) 2019年4月13日
マークはアニメ版の『バットマン』で悪役ジョーカーの声優を務めており、“ジェダイ・ジョーカー”はマークが『スター・ウォーズ』と『バットマン』で演じる2つのキャラクターを合わせた、架空のキャラクター。声の持ち主は大方の予想通りパルパティーンで、エイブラムス監督もファンイベントで最新作にパルパティーンが登場することを認めている。
演じるのは、1983年公開の映画『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』に続き、1999年から2005年にかけて公開された続3部作(エピソード1~3)でもパルパティーン役で怪演を見せた俳優のイアン・マグダーミド。
The dark side is stronger than ever. #EpisodeIX https://t.co/i6Wx3hxp8K
— Ian McDiarmid (@IanMcDiarmid_) 2019年4月12日
出演の可能性については言及していないが、イアンは特別映像が公開された直後にツイッターで「暗黒面はこれまでになく強力なものとなっている」と、意味深な言葉をつぶやいていた。
映画『スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー』は12月20日(金)に公開予定。(フロントロウ編集部)