自分自身を愛する「Perfect to Me」
「2002」や「FRIENDS」などのヒットソングで知られるアン・マリーが日本公演のため来日。
ファンと心を通わせる公演で、自分自身の体型やボディに自信を持つボディ・コンフィデンス(Body Confidence)についての思いをあらわにした。
アンが自身のコンプレックスについて語ったのは、楽曲「Perfect to Me(パーフェクト・トゥー・ミー)」のパフォーマンスの前。
【「Perfect to Me」歌詞の一説】
チークにメイクを施す気分じゃない/私がしたいことするの/私の体の全部が好き/上から下まで/雑誌に出るようなスーパーモデルじゃないけど/完璧じゃなくても大丈夫
だってそれが私にとっての完璧だから
恋愛ソングを歌うことが多いアンが、自分自身を愛することの大切さを訴えたこの曲。
「私の音楽を知っている人は、私がダメ男の曲をよく作ることは知っているよね?ハハハ…。私は大丈夫よ、大丈夫…(笑)。この曲は、彼氏がいなかった時期の私がスタジオで『何を書こう?何を書けばいいんだろう?』と考えていた時に、YouTubeでボディ・コンフィデンス(※)についての動画を見て生まれた曲なの」と制作秘話を語ったアン。
※ボディ・コンフィデンス(Body Confidence)とは、ありのままの自分のボディに自信を持つこと。
さらに、アンにとってこの曲がボディ・コンフィデンスにつながったエピソードを明かした。
「自分の体を愛することってすっごく大切なことだと思う。私自身、ずっと自分のルックスを好きになれなかった。でもここ数年で自分の体と顔を愛せるように努力した。そして人と違うことは素晴らしいことなんだってことに気がついた。だから、みんなも鏡を見る時にそれを覚えておいてほしい。とにかく、この曲は私がスタジオで自分の嫌いなところをリスト書きして、それでも大丈夫だと思えるようになりたくて書いた。だからみんなも気に入ってくれるといいな」
自分のコンプレックスを書きだし、それでも大丈夫と思うようにすることで自身を取り戻したアン。楽曲「Perfect to Me」にはそんなアンのボディ・コンフィデンスが詰まっている。
(フロントロウ編集部)