ビヨンセのドキュメンタリーは大反響
2018年のコーチェラ・フェスティバル(以下コーチェラ)で100人以上のバックバンドやダンサーたちを登場させ、以前所属していたガールズグループ、デスティニーズ・チャイルドがサプライズで再結成したり、妹のソランジュと共演したりして多くの人の記憶に残っているビヨンセのパフォーマンス。このコーチェラでのパフォーマンスまでを追ったドキュメンタリー『HOMECOMING ビヨンセ・ライブ作品(Homecoming: A Film byBeyoncé)』が、4月17日にNetflixで一斉に配信がスタートした。
ビヨンセの公式ツイッターが、ドキュメンタリーの公開を発表すると、ツイッターには「#beyoncehomecoming」や「#Homecoming」というハッシュタグが溢れ、ワールドトレンド1位を独占。さらに驚くのは、ビヨンセ関連のツイートの数。ビヨンセやこのドキュメンタリーにまつわる話題は尽きることはなく、この日だけで50万件を超えるツイートがされたと米Billboardが発表している。
アルバムもサプライズでリリース
また、ビヨンセはこのドキュメンタリーを発表すると同時に、新アルバム『ホームカミング:ザ・ライブ・アルバム(HOMECOMING: THE LIVE ALBUM)』をサプライズでリリース。40曲からなるこのアルバムは、コーチェラでの音源はもちろん、新曲も収録されており、なかにはビヨンセの7歳の娘であるブルー・アイヴィーちゃんが参加する黒人国歌と呼ばれる「リフト・エブリ・ボイス・アンド・シング(Lift Every Voice and Sing)」も収録されており、メッセージ性があるアルバムに仕上がっている。
ビヨンセがドキュメンタリーを公開するのは、2013年に公開された『ライフ・イズ・バット・ア・ドリーム(Life Is But a Dream)』以来2度目。前回はブルー・アイヴィーちゃんの出産秘話などが公開され、普段語られることのないビヨンセの私生活が明かされ大きな話題となったけれど、今回のドキュメンタリーでも2017年に誕生した双子のルミちゃんとサーくんの出産秘話が明かされ、産後98キロまで体重が増えた体を必死に絞っている姿など、これまで見られなかったビヨンセの影の努力がふんだんに収められている。(フロントロウ編集部)