大人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のサンサ役で役者デビューを果たし、一躍スターとなったソフィー・ターナー。彼女は2年前にジョナス・ブラザーズのジョー・ジョナスと婚約し、公の場でラブラブで幸せそうな姿を見せている。
プライベートでは、ジョーと共にふざけるお茶目な様子をキャッチされるソフィーだけれど、じつは6年という長い間、メンタルヘルスについて悩んできたことをPodcast(ポッドキャスト)のインタビューで打ち明けた。
「不思議よね。うつみたいに気分が落ちていたというわけではないの。でももっと若かったときには、自殺についてよく考えていたわ。なぜだかはわからないけれど」と、原因すらはっきりしないなかでも自分で命を絶つことを考えていたと告白。
「10の褒め言葉をもらったとしても、1のネガティブなコメントが私をおかしくさせた。すべてを信じてしまったのよ。『私は肌が綺麗じゃない、太ってる、最低な女優だ』って」と話し、女優としてキャリアをスタートさせてからというもの、SNSでの誹謗中傷に振り回されていたことも明かした。
さらに、自分自身を責めてしまうことで何に対してもやる気を持てなかったというソフィーは、「ベッドから起きて、家を出て、自分を好きになるということが自分にとって最も難しかった」と話し、日常生活に支障をきたすほど苦しんでいたという。
そんなソフィーが学んだことは?
スターとなって名が知れ渡るほど、精神的に悩みを抱えてしまうセレブは多く、ソフィーもその1人。しかし彼女は今、この問題と前向きに向き合っているという。婚約者のジョーの存在も助けとなり、「私にもいいところがあると気づき始めた」と自分のポジティブな面に目を向けていると明かした。
彼女は現在、メンタルヘルスを向上させるためにセラピーに通いながら、SNSの管理に気をつけたり、インスタグラムやツイッターでは自分に関連するコメントを読まないようにしたりと、自分に悪影響を及ぼすものとは距離を置くようコントロールしているという。
今やセレブではなくとも、ネット上での心無いコメントや言動などにさらされることはあり、現代社会の生活から切り離せない問題のひとつ。ソフィーはSNSと距離を置くことを選択したけれど、これまでも多くのセレブたちがネットから距離を置くデジタル・デトックスを行なっている。
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(フロントロウ編集部)