日本版とアメリカ版じゃかなり違う印象!?
7月12日(金)公開の映画『トイ・ストーリー4』のポスターと30秒の特別映像が、つい先日、日米ほぼ同時に解禁になったのだが、その内容に「大きな差」があることがわかった。
コチラがアメリカ版のポスター。日本よりひと足早い6月21日から公開がスタートするアメリカでは、すでに別バージョンのポスターがいくつか存在しており、これは最新版となる。
続いてコチラがようやく完成した日本版のポスター。アメリカ版とは構図や雰囲気、ポスターを見て受ける印象がまったく違う。
何か新たな冒険が始まることを予感させるような、気合いの入った表情で前を見据えるウッディ&バズ、そして本作で“カムバック”を果たすボー・ピープの姿が印象的なアメリカ版とは対照的に、日本版のポスターではウッディとバズが背を向けており、日が沈みかかった遊園地にノスタルジーを感じる。
また、最大の相違点はポスターに書かれた文字。映画のタイトルと公開日しか書かれていないアメリカ版のポスターに対し、日本版のポスターには「あなたはまだ本当の『トイ・ストーリー』を知らない」「この結末は想像を超える」という、何やら意味深なメッセージが…。
特別映像もまったく別物
じつはポスターだけでなく、ほぼ同じ時期に公開された特別映像の内容にも差がある。
米現地時間4月18日に、ポスターと一緒に解禁になったアメリカ版の特別映像『古い友人&新顔(Old Friends & New Faces)』は、動画のタイトル通り、本作で復帰するボー・ピープほかお馴染みの面々と、フォーキーのように本作から新たに登場するキャラクターたちが一気に登場するにぎやかな内容に。
対して、日本時間4月17日に解禁になった日本語字幕付きの特別映像は、日本版のポスターに書いてあった「あなたはまだ本当の『トイ・ストーリー』を知らない」というナレーションから始まり、本編からの映像とともに「おもちゃの宿命」「人生を変える出会い」「ウッディの新たな旅立ち」という文字が次々と映し出されると、最後に再び「この結末は想像を超える」というナレーションで終わる。
ちなみに、洋画のポスターや宣伝動画が“海外版と違う”というのはよくある話で、つい最近だと、3月に公開された映画『キャプテン・マーベル』のポスターに書かれた言葉が、日本版とアメリカ版で若干違うことが話題になった。(フロントロウ編集部)