大親友カイリー・ジェンナーの姉クロエ・カーダシアンの恋人とキスをしたとして、浮気騒動の主役になっていたインフルエンサーのジョーディン・ウッズ。
カイリーとジョーディンのあいだに一体何が?
カイリー・ジェンナーにとって唯一無二の親友で、姉妹のように仲が良かったインフルエンサーのジョーディン・ウッズが、カイリーの義父姉クロエ・カーダシアンの恋人でNBA選手のトリスタン・トンプソンの自宅で開かれたパーティーで、トリスタンとボディタッチやキスをしたことが発覚し、ジョーディンのことを家族同然に扱ってきたカーダシアンとジェンナー家の怒りを買うことに。浮気同然の裏切り行為が発覚する以前、ジョーディンはカイリー宅の離れで暮らしていたが、騒動をうけてカイリー宅を出て行かざるを得なくなった。
そんな彼女がナイジェリアで開催されたお祭りに登場し、騒動について久しぶりに思いを語った。
司会者が、自身のアイデンティティについての考えを話す真面目なトークを展開するなかで、ジョーディンも自身の黒人としてのアイデンティティを考え、こう発言。
「私は世界中からいじめられた」
ジョーディンがこう話すのには、あるワケが。
今回の浮気騒動で彼女に批判が集中したのは、ジョーディンが「黒人女性」であったことも要因のひとつであると考えられているから。
ジョーディンは騒動直後に、黒人俳優のウィル・スミス一家が総出で出演するトーク番組『レッド・テーブル・トーク(Red Table Talk)』に出演し、「たくさんの人が私の死を望んでいた」と明かした。そんなジョーディンを目の前にしたウィルの妻で女優のジェイダ・ピンケット・スミスは、「黒人女性は、地球上でもっとも無視され、蔑視される不快な生物として扱われてる」と発言。社会がジョーディンの言い分を聞かず、すべての責任を押しつけているとの考えを述べた。
2人のトークが放送されたあと、彼女の意見に賛同する黒人女性が続出。アメリカで活躍する黒人の女性作家などの著名人からも、社会における黒人女性の在り方を指摘したとの声がジェイダにかけられた。
現在21歳のジョーディンはこの騒動によって、いまだ根深く残る黒人差別や性差別を感じたそうで、「社会の中で、黒人女性として生きるってことがどういうことか分かったわ。私たちがどれだけ軽視されやすいかもね。経験しないと分からないことだけど」と、ナイジェリアで話した。
(フロントロウ編集部)