アメリカのディズニー・チャンネルで放送されているドラマ『アンディ・マック』が、現在放送中のシーズン3をもってシリーズの放送を終了することがわかった。(フロントロウ編集部)

『アンディ・マック』の放送終了が決定

 「自分は一体何者なのか?」という10代前半にありがちな迷いや葛藤を描く、ディズニー・チャンネルの人気ドラマ『アンディ・マック』が、現在アメリカで放送されているシーズン3をもって、シリーズの放送を終了することが発表された。

画像: 『アンディ・マック』の放送終了が決定

 ディズニー・チャンネル史上初めて、同性愛者であることをカミングアウトするキャラクターが登場するなど、ティーンエイジャーのリアルな悩みや感情を、コミカルに、時にシリアスに描くストーリーが共感を呼び、キッズやティーン、さらにその上の世代からも高い支持を受けていた本作。

 現在、シーズン半ばの中休みに入っており、米現地時間6月21日から放送が再開される予定。

キャストが続々とメッセージ

 番組の放送終了が公式発表されたことをうけて、キャストが続々とコメントしている。

ソフィア・ワイリー(バフィー役)

 「『アンディ・マック』は永遠に私の一部。ファンやスタッフ、キャストのことを一生に大切にし続けるわ。今まで応援してくれたみんなのおかげでここまで来ることができた。この番組はみんなのための番組よ。ありがとう、ディズニー」


ジョシュア・ラッシュ(サイラス役)

 サイラス役のジョシュア・ラッシュは連続ツイートで、『アンディ・マック』の共演者やスタッフ、ファンへの思いを綴った。

 「今日、次に放送される数回のエピソードをもって、『アンディ・マック』が終わりを迎えることが発表になりました」


 「シーズン3の撮影を終えて、番組が終わりに近づいていることを悟った時、真っ先に(プロデューサーの)テリー・ミンスキーと腹を割って話をしたんだ。それで彼女に、この番組はテレビで放送された内容以上の意味があるということを伝えた。奇跡を起こす作品なんだってことをね」


 「日々、そういう思いが増していった。まずはキャストについて。これまで一緒にに仕事する人たちと、仕事仲間の域を超える関係になったことはなかったけど、一生付き合える本当の友達ができた」


 「続いて撮影に携わるスタッフについて。僕はなんてラッキーなんだろう。誰に聞いてもこのスタッフたちのことが大好きだと言うだろう。そのうちの何人かは彼らのことを家族のように思ってる。

 ディズニー・チャンネルが、僕にとても画期的で深みのある役を演じさせてくれたことに心から感謝している。彼らの寛大な姿勢には頭が上がらないよ」 


  「そしてファンのみんなについて。多くの人たちが番組を楽しみにしてくれて、僕たちの言葉のひとつひとつに熱心に耳を傾けてくれた。ツイッターやタンブラー、インスタグラム、インタビューを通じて僕の声がみんなに届いていることや、みんなから愛されているということ、そして僕のことを評価してくれていることをつねに実感できた。だから、いつもみんなに新しいエピソードを見てもらうのが楽しみでならなかった」



 「『アンディ・マック』は終わりを迎える。でも、これだけは知っていてほしい。これを読んでいる君たちひとりひとりが、僕のこの番組での経験を夢に描いていた以上に最高なものにしてくれたんだ」


 「『アンディ・マック』は僕の記憶の中に今もこの先もずっと残り続ける。この番組を通して経験した奇跡、ひらめき、喜び、光、この熱狂を僕は一生忘れない。僕にこんな素晴らしい経験をさせてくれてありがとう。僕の夢を叶えてくれてありがとう」


 「(残り7話のうちの)最初の1話は6月21日の金曜日に放送される予定だよ」


アッシャー・エンジェル(ジョナ役)

 「ディズニー・チャンネルの『アンディ・マック』を通して過ごした3年間は、僕にとってかけがえのない、一生忘れることのない時間だ」

(フロントロウ編集部)

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