モデルのヘイリー・ビーバーは、インスタグラムで約2,000万人ものフォロワーを持ち、その美貌や夫ジャスティン・ビーバーとのラブラブ写真を公開するなど、SNSを活用してファンと交流するセレブのひとり。
多くの人が使用するSNSは、「SNS疲れ」という言葉が流行るなど、楽しい反面、いいねの数を必要以上に気にしてしまうなど、生活を左右されやすいという側面も。そんななか、約2,000万人のフォロワーがいるヘイリーが、SNSは「映え」だけ発信するものではないと訴えた。
ヘイリーはSNSについて、「『自分の最高を見せて、あとは隠せ!』って感じじゃない」と分析する。モデルを本業とするヘイリーや、他のセレブが公開する写真に憧れを抱くファンに、ヘイリーは真っ先に伝えたいことがあるそう。
「とくに若い人たちに分かってもらいたいんだけど、写真撮影って、私たちが仕事でやってることなんだよね。映画みたいなもの。現実じゃないよ。ライトやカメラがセットされてて、作品ってことだね。作り出されたものなの」
セレブが公開するのは、自分が最高な時を切り取ったものだと話すヘイリーは、自分を良くみせるだけが、SNSを使うたった1つの方法ではないと強く感じているそう。最近では、写真を加工せず、ありのままの姿を公開しているアカウントにインスピレーションを受けているという。
「たくさんの人が、ナチュラルな美しさを見せてて、体やシミ、目の下の垂れとかを見せることを怖がってない。私は、それにリアルを感じる。自分を美しく見せたいのも、セクシーに感じたいのも、自分がキレイに写ってる写真を投稿するのも、いいと思う。でも、それと同時に、いつもいつも美しく見えなくてもいいと思う」
加工された美しい写真や、楽しそうな写真と自分を見比べて落ち込んでしまったり、自分も「インスタ映え」な写真を投稿しなくては、と焦ってしまったり、SNSに影響される人は多い。しかしヘイリーが言うように、他の人の一瞬だけを切り取った投稿に惑わされず、自分が楽しめる方法で使用することが大切。(フロントロウ編集部)