『ロケットマン』官能シーンへの思い
大御所シンガーのエルトン・ジョンの半生を描く新作映画『ロケットマン』で主人公となる若きエルトン・ジョン役に抜擢されたタロン・エガートン。
映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』でエルトンと共演したことがあるタロンが、英Attitudeに同作で登場するセックスシーンについて語った。
『ボヘミアン・ラプソディ』で制作総指揮を務めたデクスター・フレッチャーが監督を務めることでも注目される同作には、クイーンの初代マネージャーで、エルトンのマネージャー兼恋人だったジョン・レイドが登場する。
『ロケットマン』でリチャード・マッデンが演じるジョン・レイドは、エルトンのかつての恋人であり、エルトンが童貞を捧げた相手。
ジョンはエルトンと別れた後も20年以上マネージャーとしてエルトンを支え続けたのだが、マネージャーを退いた後にエルトンのお金を横領したとしてエルトンに訴えられ裁判沙汰に発展した。
そんなヒストリーがある2人の恋愛模様がタロンとリチャードによって繰り広げられる同作では、エルトンの初体験となるセックスシーンが描かれる。このセックスシーンをタロンはこう語る。
「ベッドの上に裸で寝ころんだ状態で撮影した。どこまでできるかわからなかったけど、脚本にはエルトンが童貞を卒業するシーンだと書かれていた。だから僕たちは正当に表現したかったし、その頃はまだ関係が崩れていない時で、2人が愛し合っているから、その関係は美しいはずなんだ。最後は別れるカップルを演じたくなかったから、恋する20代前半の2人の男が性的に惹かれ合っている姿を演じたかった」
愛し合っていた時のシーンを演じる時に、未来に起きるドロ沼な関係を反映させたくなかったことを振り返った。
そんな映画『ロケットマン』は、8月23日に公開される。(フロントロウ編集部)