シンガーのテイラー・スウィフトとパニック!アット・ザ・ディスコ(Panic! At The Disco)のフロントマン、ブレンドン・ユーリーがコラボした新曲「ME!」のミュージックビデオについて、現時点でわかっている「8個のヒミツ」を解説します。
インスタのヒント画像はすべてMVから
「ME!」がリリースされる約2週間ほど前から、テイラーのインスタグラムにアップされていた新曲のヒントとなる画像の数々は、すべて「ME!」のMVに出てくるものであったことが判明。つまりこの2週間、“スウィフティーズ(テイラーの熱狂的なファン)”たちはみんな断片的にではあるがMVを目にしていたことになる。
以下、テイラーのインスタグラムに投稿された画像(左)と実際にMVに出てくるシーンの画像(右)。
曲の長さが「3分13秒」
ほとんどの方がご存じだと思うが、「13」はテイラーにとってラッキーナンバー。これまでにも何度か「13」という数字をこっそりMVのワンシーンに忍ばせるなど、この数字に思い入れがあるテイラーらしく、「ME!」の曲の長さは3分13秒。
ヘビから「蝶」へ
数年前、一部の人たちから「裏切者」や「嘘つき」という意味を持つ「ヘビ」と呼ばれたことをきっかけに、2017年に発売したアルバム『レピュテーション』ではそんな世間からの批判に打ち勝つための象徴として、あえてヘビをシンボルに据えていたテイラー。
「ME!」のMVでも冒頭にヘビが出てきたが、途中で“美しい蝶”へと姿を変え、“新しいテイラー”へと変身を遂げたことを暗示した。
“新しい電話”が登場
一瞬だけピンクの電話が出てくるシーンがあるのだが、これは2017年発売のアルバム『レピュテーション』に収録されているヒット曲「ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥー」のMVで、電話越しに「現在、昔のテイラーは電話に出ることができません。なぜって? 彼女は死んでしまったから」という、ショッキングなセリフを口にするシーンへのオマージュ。
ディクシー・チックスがカメオ出演
「ひよこ」のほかに「若い娘」という意味を持つ「Chick(チック)」という言葉が出てくる歌詞にかけて、壁にひよこの写真がたくさん飾られている中に1枚だけ人気カントリーグループ「ディクシー・チックス(Dixie Chicks)」の写真が。
次の新曲のタイトルは「Lover」説
ユニコーンの形をした突起物に座るテイラーの背後で赤々と光る、「Lover(ラヴァ―)」と書かれたネオンサイン。ファンのあいだでこの「Lover」が次に発表される新曲のタイトル、もしくは新アルバムの収録曲だと予想されている。
恋人の母国イギリスの面影
MVの舞台は架空の街だが、下の写真の左手奥を目を凝らして見ると何やら見覚えのある3つの建造物の姿が…。
3つともイギリスのロンドン市内にある建造物で、左からタワーブリッジ、ビッグ・ベン(ウェストミンスター宮殿)、セント・ポール大聖堂。“イギリス”という言葉を聞いてピンときた方もいるかもしれないが、イギリスはテイラーが2016年から真剣交際を続ける恋人で俳優のジョー・アルウィンの母国。
単なる偶然かもしれないが、MVに様々な仕掛けをするのが好きなテイラーだけに、何か意味があるのではと勘ぐってしまう。
私生活での出来事を反映?
今回のMVでファンを最も興奮させたのが、ブレンドンがテイラーに指輪を差し出すコチラのシーン。じつは、テイラーと恋人のジョーは昨年の暮れあたりから婚約をウワサされており、そのことからこれをテイラーの「婚約報告」と捉える見方も。
また、テイラーに指輪を受け取ることを拒否されたブレンドンが、次に差し出した子猫に、テイラーが嬉しそうな表情を見せたことから、テイラーが新しい猫を飼い始めたのではないかと推測する声もある。
(フロントロウ編集部)