米現地時間の5月10日朝、リアーナがLVMH(LVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)との提携でファッションブランド「FENTY(フェンティ)」を設立したことを発表した。
リアーナは自身のインスタグラムで「FENTY」のロゴをお披露目。「文化にとって大きな1日です。ある島の左側(※1)からやってきた私のような少女を信頼し、LVMH社とともに成長するチャンスをくださったアルノー氏(※2)に感謝します。これは、不可能なことなど何も無いということの証明です。神に栄光あれ! 」とコメントし、自身のブランドの誕生を祝った。
※1 自身が故郷バルバドスのセント・マイケル島の左側にある貧困地域の出身であることを意味して。リアーナは2012年にリリースしたアルバム『アンアポロジェティック』の収録曲「ラヴ・ウィズアウト・トラジェディ / マザー・メアリー 」の歌詞の中でもこのフレーズを登場させている。
※2 LVMH社CEOのベルナール・アルノー
世界最大のファッション企業であるLVMH社はルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)やディオール(Dior)、ジバンシィ(Givenchy)、FENDI(フェンディ)、CELINE(セリーヌ)など数多くの人気ブランドを展開。リアーナが手がける「フェンティ」は、同社初の非白人女性によるメゾンとなる。
過去にはスポーツブランド、プーマ(PUMA)とのコレクションや自身のコスメブランド、フェンティ・ビューティー(Fenty Beauty)、ランジェリーブランドのサヴェ―ジ×フェンティ(Savage × Fenty)を大成功へと導いてきたリアーナ。彼女が本格的にファッション・デザイナーとして主導するブランドでどんなルックを世の中に提案するのか、期待が集まる。(フロントロウ編集部)
※この記事は注釈を加筆しました。