『ゲーム・オブ・スローンズ』最終章の第4話で、有名コーヒーチェーン「スターバックス」のカップが映りこんでしまった事件から約1週間。
劇中で、スターバックスのカップが手元にあったデナーリス・ターガリエンを演じたエミリア・クラークが、思わぬサプライズを受けた。
5月10日に行なわれたアメリカのバスケットボールチーム、ヒューストン・ロケッツ対ゴールデンステイト・ウォリアーズの試合を観戦していたエミリア・クラーク。
するとヒューストン・ロケッツのマスコットキャラクター、熊のクラッチが休憩中にとぼけた様子で歩いてきた。そんなクラッチの手には、これ見よがしにコーヒーカップが。そして女王デナーリスを見つけたクラッチは、大げさに驚いてカップを落とし、ナレーターも「ドラゴンの母だーーー!」と大興奮で様子を実況。クラッチはひざまずくとエミリアの手の甲にキスし、そんな様子を見た観客からは大歓声が送られた。
その後ヒューストン・ロケッツは、「これはミスじゃない!ドラゴンの母が、コーヒーと一緒にロケッツの試合を見に来たぞ」と、『ゲーム・オブ・スローンズ』への愛が溢れるキャプションとともに動画をチームの公式インスタグラムに公開した。
ちなみに、スターバックスが幸運にも得た一連の騒動による「無料広告」の価値は約200億円以上とされている。(フロントロウ編集部)