女優メイジー・ウィリアムズは、初仕事であるドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のアリア・スターク役で一躍スターダムを駆け上がった。キャスト同士の仲が良いことも有名な『ゲーム・オブ・スローンズ』で活躍し、そのキュートな笑顔の印象が強いメイジーだけれど、14歳から多くの視線を浴びることは、自身のメンタルヘルスに大きな影響と与えたという。
「今まで、毎日のように自分のことが大嫌いって、自分自身に言ってきた」
その明るいキャラクターからは想像もつかない経験を、米ポッドキャスト『HappyPlace』に明かしたメイジーは、その原因についてこう話す。
「友達といても、頭の中ではずっと、ずっと、ずっと、自分が言ったバカな発言とか、自分のことを見てくる人とかのことを考えてて、それはまるで、競争、競争、競争、ってかんじだった」
子役としての初めての仕事で、一躍トップスターの仲間入りを果たしたメイジー。しかし人気に左右される俳優業は競争社会なうえに、多くの視線がその一挙手一投足に注がれる。そんな環境のなかでストレスを抱えていたメイジーは、自分を清廉潔白な大人びた女優として見せようと「『教師のお気に入り』タイプ」を演じていたという。しかし去年のある日、そんな苦しい毎日では自分はハッピーでないと気がついたそう。
そして自分のネガティブな考え方を改善するために、メイジーは自分自身に投げかける質問を変えたという。「『なんで自分が嫌いなの?』じゃなくて、『なんで自分自身にそんな感情を抱いてしてしまうの?』っていう質問に変えたの。こういう質問に対する答えは、自分自身の中にあるからね」
今も「旅」の途中だと話す彼女は、「夜の11時にベッドに横になって、自分の嫌いなところを全部挙げていくこともある」そう。
しかし、旅の第一歩である「本当の自分」でいることにしたメイジー。数ヵ月前に、ずっと大人しい髪色だった自身の髪をピンクに染めた時も、「最高に良い気持ち」と米Rolling Stoneに明かしていた。
(フロントロウ編集部)