セックス&薬物依存症に苦しむ
人気リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』に出演するクロエ・カーダシアンの元夫で元NBA選手のラマー・オドムが、近々発売予定の自伝『Darkness to Light(原題)』の中で「セックス依存症」を告白した。
「覚えているかぎりずっとセックスに依存している。僕はセックス依存症だ」自伝にこう綴ったラマーがこれまでに肉体関係を結んだ女性の数は、じつに2,000人以上。その大半がストリッパーの女性で、ラマーいわく、場合によって「お金も払っていた」ため、行為に及んだ女性とトラブルになるようなことはなかったという。
そんなラマーが“問題を抱えている”と自覚するようになったのは、「世の中にあるアダルトビデオをすべて見つくしてしまい、見るものがなくなった時」だった。しかし、それでもラマーの欲求が収まることはなく、結局、セックス依存症が引き金となり、さらなる快楽を求めてドラッグ(薬物)にハマるように。
元妻のクロエとまだ婚姻関係にあった2009年から2013年(※)のあいだも、セックス&薬物依存症の問題を抱えていたそうで、結婚当初はクロエに対して“誠実”だったが、カーダシアン家の一員として急にスポットライトを浴びるようになったことや、バスケットボール選手としてのキャリアが上手くいっていなかったことがきっかけで、不安症や妄想症、うつに苦しめられるようになっていったそう。
※正式に離婚が成立したのは2016年だが、2013年にはすでに夫婦関係が破綻していた。
当時、「アソコをパンツの中にしまっておくことも、コカインを鼻から出すこともできなかった」というほど、重度の依存症に陥っていたラマーは、クロエに対する裏切り行為だとわかっていながらも浮気に走るようになり、最終的にクロエと離婚。自分でも制御できないほど荒れた生活を送るようになったラマーは、2015年に米ネバダ州の売春宿でドラッグ中毒による発作を起こし、生死の境をさまようこととなった。
しかし、この出来事によって“目を覚ました”ラマーは、ついに依存症を克服することを決心。現在もその闘いは続いており、「もうあの暗黒時代には二度と戻りたくない」と、リハビリなどの治療に専念している。(フロントロウ編集部)