同性愛者ではない男性に“性的な圧力”
ユーチューバーやインフルエンサー、メイクアップアーティストなど、様々な肩書きを持ち、日本でもいわゆる“メイク男子”として知られるジェームス・チャールズ(James Charles)。
先日開催されたファッションの祭典メットガラ(Met Gala)にもインフルエンサー代表として招待されるなど、今後、さらなる活躍が期待されていたジェームスだが、恩師であり良き友人の先輩ユーチューバー、タティ・ウェストブルック(Tati Westbrook)に対する“裏切り行為”が発覚したことで、YouTubeのチャンネル登録者数やインスタグラムのフォロワー数が激減。インフルエンサーとしてキャリアの危機に直面している。
そんななか、ジェームスを窮地に追い込む“新たな疑惑”が浮上している。それはジェームスが、ツイッターやインスタグラムのダイレクトメッセージ(DM)を通じて、だれかれ構わず気に入った男性にセクハラまがいのメッセージを送っているのではないか、というもの。
事の発端は、ジェームスとDMを通じて仲良くなったモデルのゲイジ・ゴメスが、自分が同性愛者ではないことを知っていたはずのジェームスから、執拗に「性的な関係を迫られた」と告発したことにある。そのことをきっかけに、証拠となるDMのキャプチャー画像とともに「ジェームスからメッセージが送られてきた」と、ジェームスから“セクハラを受けた”“ナンパされた”と主張する男性たちが次々と名乗りを上げる事態に。
なかには、ジェームスと同じくインフルエンサーのアレクシス・レンの元恋人として知られる、モデルのジェイ・アルバレスなども含まれていた。また、現在モデルのブライアン・ウィテカーと交際するシンガーのザラ・ラーソンも、「私の彼氏がストレートだと知っていながら、ジェームスは彼のDMにメッセージを送ってきた」と告発。
昨今のMeToo運動の流れからも、仮に本当に“性的な圧力”をかけていたとなれば大問題。キャリアの危機どころが、ジェームスのキャリアは「もう終わった」という声まで出始めている。(フロントロウ編集部)