フォーミュラー1(F1)でレジェンド的存在としてその地位を築いてきたニキ・ラウダが、5月20日に亡くなったことを家族が認めた。(フロントロウ編集部)
フェラーリやマクラーレンに所属し、競争が激しいフォーミュラー1(F1)で3度もワールドチャンピオンに輝いたニキ・ラウダ。
1976年のドイツGPでは、クラッシュして車が火だるまになるという、今でも語り継がれるF1史上最悪と言われる事故から生還し、そこで引退するのではなくレースの世界に戻ってきた‘不死身’とも言われるニキが、5月20日に70歳で亡くなったことを家族が認めたと英Mirrorが報じた。
ニキは2018年8月に肺の移植手術を行ない、2カ月半の入院を経て退院して現場に復帰するためにリハビリを行なっていた。
晩年に非常勤会長を務めていたメルセデスのインスタグラムは、ニキを追悼する多くの書き込みであふれかえっている。(フロントロウ編集部)