カーディが苦渋の決断
2019年のグラミー賞で女性アーティストとして史上初めて「最優秀ラップ・アルバム賞」を受賞したラッパーのカーディ・Bが、5月に行う予定だったコンサートや音楽フェスへの出演をすべて見送ることを代理人を通じて発表。その理由として、1、2ヵ月前に施術を受けた「脂肪吸引」の影響で、医師からドクターストップがかかってしまったことを明らかにした。
カーディの代理人によると、カーディは体に大きな負担がかかる脂肪吸引の施術からのリカバリー(回復)が十分にできておらず、激しい動きを必要とするコンサートへの出演はしばらく控える必要があるとのこと。
5月の頭に米テネシー州メンフィスで開催された音楽フェス「ビール・ストリート・ミュージック・フェスティバル(Beale Street Musical Festival) 」に出演した際、ファンの前で脂肪吸引の施術を受けたことを“初告白”したカーディ。
その時、「本当は今日のコンサートをキャンセルする必要があったの。パフォーマンスをやってる場合じゃないんだよね。脂肪吸引後に体を動かすのは良くないみたい。でも、(施術にかけた)お金を取り戻す必要があるから、みんな行くわよ!」と威勢よく言っていたが、この時十分な休息を取らなかったことのツケが回ってきてしまったよう。
ちなみに、カーディいわく、脂肪吸引の施術によって体に変化が表れるのには、個人差はあるが、大体施術を受けてから3~4ヵ月かかるとか。施術を受けてすぐに変化を実感できるものではなく、「自分の思っていたような仕上がりにならないこともある」と、カーディは米E!Newsのインタビューで脂肪吸引について誤った知識を持つ人たちに対して注意を促していた。(フロントロウ編集部)