リチャードのルームメイトは“サム・スミスの元彼”
伝説的ミュージシャンのエルトン・ジョンの半生を描いた、8月23日公開の映画『ロケットマン』に、エルトンのマネージャー、ジョン・リード役で出演する俳優のリチャード・マッデンが、母国イギリスからアメリカに拠点を移すにあたり、シンガーのサム・スミスの元恋人で俳優のブランドン・フリンと「ルームシェア」を始めたことを英Daily Mailが報じた。
ご存じの方もいると思うが、ブランドンはNetflixのオリジナルドラマ『13の理由』のジャスティン役で知られる注目の若手俳優。
共演経験がないリチャードとブランドンがいつどこで意気投合したのかはわからないが、リチャードが米ロサンゼルスへと移り住んだことを報じられた今年4月頃から、しょっちゅう一緒にいるところを目撃されるように。
つい先日、ロサンゼルスから遠く離れたニューヨークでも、肩を並べて仲良く歩いているところを激写された。
ちなみに、ブランドンは同性愛者だが、リチャードは女性が恋愛対象のいわゆるストレート。同性愛者の役を演じたことはあるが、彼自身が同性愛者であるという話は聞こえてこないので、2人はあくまで仲の良い友達同士だと思われる。
話題作に次々と出演&マーベル新作で主演か
じつは、今年に入ってリチャードがイギリスからアメリカに拠点を移したことは、彼の俳優としてのキャリアにおいてかなり重要な意味を持つ。
ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』
2011年から約3年間、主要キャストとして出演した世界的メガヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のロブ・スターク役で、世間に顔と名前を認知されるようになったリチャードは、2015年にディズニーの実写映画『シンデレラ』にキット王子役で出演。ヒロインのシンデレラと恋に落ちる王子様という大役を手にして、一躍人気俳優の仲間入りを果たした。
映画『シンデレラ』
リチャードの俳優としての快進撃はとどまることを知らず、2018年に放送された英BBC制作の主演ドラマ『ボディガード(原題)』で高評価を獲得。さらに、昨年公開された映画『ボヘミアン・ラプソディ』に続く大ヒットが期待される伝記映画『ロケットマン』(8月23日日本公開)に、エルトン・ジョンのマネージャー、ジョン・リード役で出演するなど、幅広い作品で爪痕を残している。
映画『ロケットマン』
また、まだ決定はしていないものの、マーベル・スタジオが手がける新作映画『ザ・エターナルズ(原題:The Eternals)』に、リチャードが主人公のイカリス役で出演交渉中という話も出ている。
『ザ・エターナルズ』は、現在公開中の映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』をもって完結する『アベンジャーズ』シリーズに次ぐ、マーベルの新たなフランチャイズとして注目されている作品。女優のアンジェリーナ・ジョリーも出演をウワサされており、もしイカリス役を勝ち取ることができれば、リチャードは俳優としてさらに飛躍することになる。
エンタメの聖地ハリウッドに拠点を移したことからも、今以上に活躍の場が広がることは間違いない。(フロントロウ編集部)