大スターのW主演が実現
クエンティン・タランティーノ監督の最新映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で、長編映画で初共演したレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピット。
同じ時代に名声を得たレオナルドとブラッドが共演するということでも注目度が高い本作は、1969年のハリウッドのショービズを舞台に元人気俳優とそのスタントマンの人生が、殺人鬼チャールズ・マンソンのカルト集団によって殺害されたシャロン・テートの事件をからめて描かれる。
そんな映画で、落ちこぼれの元人気俳優を演じたレオナルドは、2015年のショートフィルム『オーディション(The Audition)』以来の共演となったブラッドのことを、「ベストの中のベストと一緒に演じる感じ。すごく安心感がある」とべた褒め。
レオナルド演じる俳優のスタントマン兼親友を演じたブラッドも、レオナルドと一緒に仕事することを「気楽にできるし、とても楽しかった」と話し、「僕たちは同じ時代にブレイクして、同じような笑える経験をしてきたから、すごく楽しかった。もう一度共演したい」と、今後の共演への意気込みも口にした。
ネタバレ厳禁の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』では、細かなあらすじは明かされていないけれど、ストーリーの主軸になるのは、レオナルドとブラッドが演じる2人が、“かつて”の人気者だということ。
この点について、レオナルドは「僕たちは同じジェネレーションで育ち、同じ時代にデビューした。タランティーノ監督が僕たちのキャラクターの背景を説明してくれた時、同じような関係性が僕とブラッドにもあると感じた」と発言。
仕事仲間として、友人として、ハリウッドで色々なことを経験した彼らは、新しい時代にさしかかり、今やのけ者にされているという設定。そんな2人のキャラクターの絆が、レオナルドとブラッドの関係にも重なると話した。
90年代に一世を風靡した2人の大スターがお互いに安心感を持って挑んだ映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、8月30日に日本公開される。(フロントロウ編集部)