90年代に一世を風靡したイギリスのガールズグループであるスパイス・ガールズが、再結成ツアーをアイルランドのダブリンにてスタートさせた。(フロントロウ編集部)

再結成ツアーがスタート

 2018年にジェリ・ハウエルの自宅で、スパイス・ガールズのメンバーが全員で再会したところをヴィクトリア・ベッカムが公開すると大きな話題に。そこからデビューの立役者となった音楽プロデューサーのサイモン・フラーとも再会を果たし、活動再開へと動きを見せていた矢先、自身のファッションブランドに専念するヴィクトリア抜きで2019年に再結成ツアーを行なうと発表。

 そして、2019年5月24日、多くの人が待ちわびていたスパイス・ガールズの再結成ツアー、スパイス・ワールド2019(Spice World2019)が、アイルランドのダブリンからスタート。スパイス・ガールズのメンバーたちが一緒にステージの上でパフォーマンスを行なうのは、2012年に行なわれたロンドンオリンピックの開会式以来で、じつに約7年ぶり。

 残念ながら今回の再結成ツアーには参加できなかったヴィクトリアは初日にメンバーに「今日からツアーをスタートさせる彼女たちに幸運を!」というメッセージとともに、大ヒット曲「ワナビー」の歌詞のフレーズである「FriendshipNeverEnds(友情は決して終わらない)」というハッシュタグとメンバーの名前をつけてインスタグラムを通してエールを送った。

7年ぶりのスパイス・ガールズに大盛り上がり

 約7年ぶりとなるスパイス・ガールズのツアー会場には、多くのファンが詰めかけ、なかにはメンバーのコスプレをして来場するファンも。また、セットリストもかなり豪華で、初っ端から「スパイス・アップ・ユア・ライフ」を披露し、会場のボルテージはマックス。それからもヒットメドレーが続き、最後は「ワナビー」で締めくくられた。

 今回のスパイス・ガールズの再結成ツアー、スパイス・ワールド2019は、すでにセレブたちも行きたいと公言しており、シンガーのアデルをはじめ、サム・スミスや女優のエマ・ストーンといった大物セレブたちも行く気満々。スパイス・ガールズの再結成ツアーは、6月15日のロンドン公演まで続く。(フロントロウ編集部)

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