20代の頃に“セックスシンボル”として世の男性から熱い視線を注がれていた女優のジェシカ・アルバが、「性的対象」として見られるのが嫌で“ある事”をやめた時期があったことを明かした。(フロントロウ編集部)

色気を封印する努力

 映画『ファンタスティック・フォー』や『シン・シティ』といった出演作で知られる女優のジェシカ・アルバが、同じく女優のグウィネス・パルトローが手がけるライフスタイルブランド「グープ(Goop)」が主催するイベントに出席。

 そこで行われたトークショーで、家族から、たとえ無意識であっても男性を誘惑してしまうことは「恥ずべきこと」だと教えられていたことや、曲線的でセクシーな体つきを隠すために「お尻が目立つジーンズは履くな」と言われていたことを告白。その影響で、女優としてデビューした当時、男性がそそられるような体になるのを防ぐために食べるのをやめたり、わざと男の子っぽい服装をしたりして、注目を集めないようにしていたことを明かした。

画像: 色気を封印する努力

 続けて、ジェシカはハリウッドでの女性の立場や扱いについて、こうも語っている。

 「ハリウッドでは、女性は蝕まれる一方。(業界の男性たちは)みんな若い女性を見ると、不適切なかたちで触ろうとしたり、卑猥な言葉を投げかけてきたり、強引に迫ることが許されてると思ってる。だから、私は『自分に何かしようものなら、ただじゃおかないわよ』という態度をあからさまに取るようにしてたわ。女性であるがゆえに、頑丈で硬い殻を作る必要があったの」

 性的搾取が日常茶飯事だというハリウッドでは、自分で自分の身を守るしかなかったと打ち明けたジェシカ。現在は考え方も変わり、出産を経験したことでようやく自分の体に自信と誇りを持つことができるようになったという。(フロントロウ編集部)

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