Photo:ゲッティイメージズ,スプラッシュ/アフロ
イギリス王室のメーガン妃がまもなく訪英を予定しているトランプ大統領との対面を「パス」する可能性が高いと英王室に詳しい専門家たちが予測している。(フロントロウ編集部)

 5月28日まで来日していたドナルド・トランプ大統領は、英現地時間の6月3日、就任後2度目となる訪英を予定している。

 滞在日数2日という短い期間の中で、エリザベス女王をはじめとするロイヤル・ファミリーたちと対面し、さまざまな行事に参加すると言われているトランプ大統領。

 びっしりと予定が詰め込まれたトランプ大統領の訪英中のスケジュール表には、ウィリアム王子&キャサリン妃夫妻とのお茶会やヘンリー王子とのランチミーティング、チャールズ皇太子とカミラ夫人も出席するバッキンガム宮殿での歓迎セレモニーなどがリストアップされている。

英Daily Mailの王室専門記者レベッカ・イングリッシュがツイッターで公開したトランプ大統領のスケジュールリスト。

 しかし、そこには、アメリカ出身であるメーガン妃がそれらの行事に参加するとの記載はなく、英王室の専属記者たちは、今回はメーガン妃とトランプ大統領との対面は行なわれないようだと見込んでいる。

 というのも、5月初めにヘンリー王子との長男であるアーチー(※)を出産したばかりのメーガン妃は、現在、育児休暇に入っており、出産以来、これまで英王室のメンバーが参加してきた公務には一度も参加していない。

※現段階でエリザベス女王から「王子」の称号を与えられていないため王子ではない。

 そのため、今回のトランプ大統領の訪英に際しても、メーガン妃は一切の行事に参加しないのではないかと見られている。

画像: アーチーのお披露目会見にて。

アーチーのお披露目会見にて。

 しかも、メーガン妃は、女優業と並行して人権活動家としても活動していた2016年、当時大統領選の最中だったトランプ大統領を「(国家を)分裂させる」、「女性差別主義者」と厳しく批判していた“反トランプ派”として知られている。

メーガン妃がトランプ大統領を「国家を分裂させる」と呼び、2012年の大統領選を振り返って「女性差別主義者で知られるトランプ氏に女性の有権者たちが投票するはずがない」とコメントした米の深夜番組『ザ・ナイトリー・ショー』での一幕。

 生まれ育った国の大統領が来訪するとあれば、通常なら喜んで対面しそうなものだが、さまざまな事柄が影響していることから、今回はメーガン妃がトランプ大統領とは面会しないという説が濃厚となっている。(フロントロウ編集部)

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