ジャスティン・ビーバーが発掘した歌姫として知られるマディソン・ビアーが、音楽フェスに登場。彼女のパフォーマンス中、会場は一時緊迫した状態となった。(フロントロウ編集部)
シンガーとしてだけでなく、ファッションアイコンとしても人気を集めるマディソン・ビアー。先日、彼女はカリフォルニアで行なわれたボトルロック・ナパバレー(Napa Valley BottleRock concert)に出演。

同イベントで、レディオヘッドの楽曲「クリープ」のカバーを披露していたマディゾンは、観客のなかに何かを見つけ、驚いた表情を見せるとパフォーマンスを中断。「なに?ちょっと、何が起きてるのよ」とステージの脇へ移動した。
そのときの映像がこちら。
While Madison Beer was performing, a man was thought to have pointed a gun at Madison after shouts of ‘GUN!’ was heard. Police reports confirm that there was no actual weapon involved.
Noone was injured and the man was permanently ejected from the festival. pic.twitter.com/mcs5ZQqDuS
— Music News Facts (@musicnews_facts) 2019年5月26日
それからマディゾンは、「気をつけて、みんな、下がって」とマイクで指示。状況を把握していないオーディエンスからは「どうなってるの」とパニック状態の声が聞こえ、逃げ惑う様子が映っている。
この騒動のきっかけは、ある男性がマディゾンに対して、銃をつきつけるような仕草を見せ、それを見ていた観客が「銃だ!」と叫び声を挙げたため。聞いていた周囲の人々が男性から距離を置くために逃げまわり、会場は一時騒然となった。

その後男は警察によって連行され、マディゾンはパフォーマンスを再開。ナパの地元警察によると、この男性は銃などの武器を所持しておらず、怪我人は出ていないという。
この騒動後マディゾンは、自身のツイッターを更新。「私のパフォーマンス中に起きてしまった恐ろしいできごとの後、気遣いや、応援のメッセージをありがとう」と感謝の気持ちを述べ、「ファンのみんなが、怯えながら走り回る映像を見ると本当に胸が痛む。コンサートはみんなが一緒に音楽を楽しめる、安全な場所であるべき」とコメントしている。(フロントロウ編集部)