プライド月間がスタート
1969年6月にマンハッタンのゲイバー、ストーンウォール・インに警察が立ち入り捜査したことがきっかけで、初めて同性愛者とトランスジェンダーたちが警察に反発して暴動に発展。その翌年1970年6月にこの暴動の1周年を記念するパレードが行われ、それが後のニューヨーク・プライド・パレードへと繋がり、世界中でパレードなどが行なわれるようになった。
プライド月間はLGBTQ+の人への理解を深め、ジェンダーの平等の実現に向けて考える月間で、世界中がLGBTQ+カラーであるレインボーに染まる。2019年は、プライド月間の元となったストーンウォールの反乱から50年。より一層盛り上がるプライド月間を記念して多くのブランドがリリースしているレインボーアイテムの一部を紹介。
コンバース(Converse)
シューズブランドのコンバースは、プライド月間にぴったりなレインボーシューズを多数取り揃えている。全面にレインボーがデザインされたものから、さり気なくレインボーを取り入れられるものまで、種類がかなり豊富。
ナイキ(Nike)
毎年ナイキが展開する「Be True」コレクション。LGBTQ+コミュニティーへのオマージュを捧げたコレクションからは、スニーカーはもちろん、トップスや靴下など、様々なアイテムが登場。
アディダス(Adidas)
スポーツブランドのアディダスは、フットウェアを中心にレインボーカラーのコレクションを展開。定番の形もプライド月間仕様に。
カルバン・クライン(Calvin Klein)
アパレルはもちろん、アンダーウェアやアクセサリー、バッグなどのアイテムがレインボーに。アイテムが豊富なので、欲しいアイテムが見つかる。
GAP
日本でも積極的にLGBTQ+コミュニティーを支持しているGAPは、海外でもレインボーグッズを発表。売り上げの15%が国連のFREE & EQUAL基金に寄付される。
アメリカン・アパレル(American Apparel)
スローガンTシャツなどを昔から販売しているアメリカン・アパレルも、プライド月間にオリジナルグッズを販売。総売り上げはロサンゼルスのLGBTセンターに寄付される。
ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)
25年以上に渡ってLGBTQ+コミュニティーを支援してきたラルフ・ローレンは、プライド グラフィックTシャツの価格100%と、プライドフーディ、キャップ、トートバッグ、ポロシャツの価格50%を、ストーンウォールコミュニティ基金に寄付することを発表している。
リーバイス(Levi's)
毎年プライド月間にアイテムをリリースするリーバイスは、2019年も「プライド・コレクション」と称したレインボーアイテムを販売。全ての売り上げは、LGBTQ+をサポートするOutRight Action Internationalに寄付される。
UGG
プライド月間を記念して3種類のサンダルをリリースするUGG。収益の25%は、レディー・ガガが、心に傷を抱えた若者たちを援助するために設立したボーン・ディス・ウェイ基金に寄付される。
H&M
H&Mは、プライド月間を記念して33ものアイテムをリリース。H&Mはこのコレクションの売り上げの10%を国連のFREE & EQUAL基金に寄付することを発表している。
ディーゼル(Diesel)
ディーゼルのロゴをレインボーにした、エッジが効いたカラフルなコレクションが登場。水着や、これから着用できるアイテムが多数。
(フロントロウ編集部)