6月15日と16日に東京・渋谷で行なわれるビューティーコンに出演するために来日している人気モデルのウィニー・ハーロウが、ドッペルゲンガー並みにそっくりなモデルと一緒にVogueアラビアの表紙を飾った。(フロントロウ編集部)

ウィニーがVogue誌の表紙に登場

 ウィニー・ハーロウといえば、肌の一部の色素が無くなり白くなる尋常性白斑という疾患を子供の時から抱えるも個性として生かし、世界で最も美しいまだら肌の持ち主として知られる人気モデル。

 そして今回、ウィニーと同じ尋常性白斑を持つシャハディ・サルマンが、ウィニーと一緒にVogueアラビア6月号の表紙に登場。同誌に登場した2人は、ドッペルゲンガー並みにそっくりと話題に。

 シャハディもウィニーと同じく尋常性白斑を抱える若手モデルとして活動しており、2人は今回の撮影まで会ったことはなかったけれど、お互いのことを知っていたという。

 とくにシャハディは、尋常性白斑モデルの先駆者となったウィニーに影響を受けていたようで、「以前は自分自身についてよく思っていなかったし、この見た目が嫌いだった。ウィニーは私に闘う自信をくれたの。ウィニーに会うなんて一生思っていなかった。ウィニーと一緒にVogueのセットで時間を過ごせたのは夢のよう。今、私はアラブの世界から女性たちをインスパイア出来ると感じている」と語り、いかにウィニーの存在が大きかったかをVogueアラビアに明かした。

 Vogue誌といえば、ファッション誌の最高峰。これまでVogue誌はモデル界の標準サイズであるサイズゼロのモデルしか表紙に起用してこなかったけれど、ここ数年プラスサイズモデルのアシュリー・グラハムや、アルビノという先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患を抱えるタンド・ホパ、そしてトランスジェンダーモデルとして知られるヴァレンティナ・サンパイオを表紙に起用して多様性を訴えかけている。

 そして今回、Vogueに尋常性白斑の2人のモデルが登場し、今の多様性を尊重する時代の流れを象徴するものとなった。

 これまで、多くのモデルが憧れるヴィクトリアズ・シークレットのファッションショーのランウェイや、人気モデルへの登竜門と言われる人気雑誌Sports Illustrated(スポーツ・イラストレイテッド)の水着号に登場するなど、尋常性白斑のモデルとして様々な快挙を成し遂げ、多くの人に勇気と自信を与えてきたウィニー。多くの困難を乗り越え影響力のあるモデルとして成長したウィニーが、6月15日に渋谷で行なわれるビューティーコンでどんなことを語るのかに要注目。(フロントロウ編集部)

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