シンガーのリアム・ギャラガーは、90年代のUKロックを牽引したバンド、オアシスの元ボーカル。そのビックマウスや、たびたび起こる兄ノエル・ギャラガーとの大ゲンカのせいで、破天荒なイメージがついているリアムは、自分の子供たちに対しても、常識にとらわれない姿勢を貫いているよう。
英The Timesのインタビューに3人の子供たちと揃って姿を現したリアム。子供や家族との関係性を話すなか、リアムの息子17歳のジーンが、有名私立高校を退学になってしまったという暴露話が。インタビュアーにそのワケを聞かれたジーンは、「とくに誇れることじゃないよ」と、あまり多くを語りたくないよう。
しかしそれを聞いた父リアムは、まさかの反応。
「もちろん誇れることだろ!あの高校は世界一ゆるい学校だぞ」
リアムの息子ジーン・ギャラガー
そう言って、世界一ゆるい学校でさえも退学処分になれたことを誇りに持つよう息子に渇を飛ばした。
息子が有名私立高校を退学になるだなんて、親としては心配になってしまいそうだけれど、ロックな父親はワケが違う。ちなみに、リアム自身も16歳のころに学校で処分を受けているが、そのときは3ヵ月の停学処分だったことから、息子ジーンはその“上をいく”結果に。
「世界を見るのに1年ぐらいはブラブラしたって全く問題ないさ」と語ったリアムだけれど、「でも最後にはそれを終えて、物事を始めなくちゃいけない。でも…、プレッシャーはかけない。有名な親を持つのは大変だろうからね」と、最後には子供を気づかう親らしい一面をのぞかせた。(フロントロウ編集部)