タピオカドリンクは1日何杯まで?
バブルティー(Bubble Tea)、ボバ(Boba)、パールティー(Pearl Tea)など、英語では様々な呼び方があるタピオカドリンク。
台湾で生まれた甘味ドリンクのタピオカドリンクは、世界中で展開され、とくに日本では今、大ブームを巻き起こしている。店によって味が異なるタピオカ―ドリンクだけに、味の飲み比べをする人も多く、1日に5杯以上もタピオカドリンクを飲むという人もいる。
しかし、消化しきれなかったタピオカがお腹にたまり病院に搬送された出来事が世界的に話題になったように、タピオカドリンクの飲みすぎは健康被害をもたらす場合もある。
では、1日の摂取量の目安はどのくらいなのだろうか。
アメリカ消化器病学会の広報担当ウラジミール・クシュニール医師が米Healthに話したところによると、「1日1~2杯なら問題ないでしょう。飲みすぎはよくないですよ」という。
タピオカドリンクを飲むことで便秘になる可能性は低いとしつつも、一部のタピオカで使用されるグアーガムという食品添加物は便秘を引き起こすことがあると指摘。
タピオカをくっつけるのりのような役割を果たすこの成分は、水分を含むと膨張するため、大量に摂取すると便秘を引き起こすという。
そのためクシュニール医師は、「もし1日5~6杯飲んでいて、胃腸に違和感があるなら、飲む量を減らすか、もっと水を飲んだ方がいいというサインです」と、飲みすぎた場合は、摂取量を減らすか、水を飲むことをオススメしている。(フロントロウ編集部)