2015年の結婚以来、ハリウッドきってのおしどり夫婦として知られる俳優のアシュトン・カッチャーと女優のミラ・クニス。長女ワイアットちゃんと長男ディミトリくんの2児をもうけ、普段からSNSなどでも仲睦まじい姿を公開している2人が、自分たちの離婚を報じたゴシップ誌に動画を通じて反論した。
インスタグラムに投稿した動画の中で、アシュトンは、車内で米In Touch Weekly誌のスマホ版をチェックしているミラに「ベイブ、一体何が起きてるんだ? どうなってる？ 」とわざとらしく切羽詰まった様子で質問。
するとミラは、「どうやら私たち、“もう終わり”らしいわよ」と肩をすくめながら答え、デカデカと“It’s Over（もう終わり）”という見出しが書かれた同誌の表紙をアシュトンに見せた。
「え、そうなの？ 終わりなの？ オー・マイ・ゴッド、どうしよう？ 」とうろたえて見せるアシュトンに、ミラは「私、窒息しそうだったらしい」と見出しのすぐ下に書かれた文言を朗読。
「え、僕のせいで窒息しそうだったの？ 」と返し、「僕ってとにかく高圧的なヤツなんだろ？ 」と、記事に書かれていた、自身がミラに対して高圧的な態度をとっていたという偽の情報をなぞってみせたアシュトンに、ミラが残念そうに「それと、私が子供たちの親権をゲットしたんだって」と告げると、アシュトンは「え、もう子供たちには会えないってこと…？」と悲しそうな表情。
さらにミラが「あなたには、ドス黒い秘密があったらしい」と追い打ちをかけると、アシュトンは「オー・マイ・ゴッシュ、“ドス黒い秘密”って一体何の事だ？ さぞかしドス黒いんだろうね…」とつぶやいたところで2人の寸劇は終わる。
最後に、記事を書いたIn Touch Weekly の“メリッサ”という名の記者に向けて、2人そろって「ありがとう、メリッサ」と皮肉たっぷりにお礼の言葉を口にしたアシュトンとミラ。
さすがコメディドラマ『ザット'70sショー』でブレイクした2人なだけある、笑いとユーモアのセンスが光る対応には、シンガーのデミ・ロヴァートやアシュトンの前妻である女優のデミ・ムーアの娘ルーマー・ウィリスも、それぞれ「最高！」、「フェイクニュースだよね」と反応。動画の再生回数は瞬く間に200万回を突破するとともに、フォロワーたちからも感心の声が上がった。
年に1度は、ありもしない離婚報道や妊娠報道が出てウンザリしているというミラとアシュトンだが、今回ばかりは、いい加減黙っていられなかったよう。
動画と一緒に公開されたコメントの中で、アシュトンは「うちの妻は来週は双子を妊娠してるかもね。（双子の妊娠報道は）これで3回目だけど。もうついていけないよ」とボヤいていた。（フロントロウ編集部）
