全米が注目するリル・ナズ・X、初のBETアワードで起こった3つのこと

旬な男リル・ナズ・XがBETアワードでも大人気

　今最も注目を集める旬なラッパー、リル・ナズ・Xは「オールド・タウン・ロード」をリリースするも、米Billboardカントリーチャートからカントリー音楽の要素が足りないという理由でランキングから楽曲が排除され、カントリーソング界には受け入れてもらえなかった。そこで困っているリル・ナズ・Xに手を差し伸べたのが、マイリー・サイラスの父親でカントリーシンガーとしては大御所のビリー・レイ・サイラス。この異例のコラボが後に「オールド・タウン・ロード featビリー・レイ・サイラス」となり大ヒット。

　ビリーと一緒に参加した初めてのBETアワードでのリル・ナズ・Xの様子をレポート。

裸にカラフルなスーツ

　2019年3月にこの世を去ったラッパーのニプシー・ハッスルを追悼するように、今年のBETアワードの会場にはレットカーペットならぬブルーカーペットが。他のアワードとは違い、男性もカラフルな衣装でファッションを楽しんだBETアワードで、リル・ナズ・Xは、裸にスーツというかなり個性的なファッションで登場。

　ちなみにリル・ナズ・Xは、パフォーマンスをする時は、裸にド派手なイエローのスーツに衣装替え。もはや彼の定番となりつつある裸にスーツというスタイルをアワードでも楽しんだ。

リアーナに有頂天

　この日シンガーのリアーナは、プレゼンターとしてBETアワードに出席。リル・ナズ・Xは、リアーナと一緒に写真を撮影してもらい、自身のインスタグラムにアップ。そこには「スターに熱狂する」というコメントが。

　さらにツーショット撮影中には、リアーナにもたれかかられたリル・ナズ・Xが目をつぶりながら幸せを噛みしめているシーンも。

恩人のビリーを締め出す

　リル・ナズ・X は、BETアワードで大ヒット中の楽曲「オールド・タウン・ロード」をビリーと披露。同アワードでは、カントリーソングが披露されたのは今回が初めて。

　歴史的なパフォーマンスだけれど、登場シーンでハプニングが発生。なんとスイングドアだったため、本人が気づかぬ間に恩人であるビリーのことを締め出しそうになりそうになってしまった。

（フロントロウ編集部）