クランクインを動画で報告
これまでに公開された全8作の全世界累計興行収入が5000億円を突破するという驚異のメガヒットを記録しているカーアクション映画『ワイルド・スピード』(以下『ワイスピ』)シリーズ。
同シリーズの第9作目となる最新作の撮影がついに開始したことを、主人公のドミニク・トレット(通称ドム)を演じる俳優のヴィン・ディーゼルがインスタグラムに投稿した動画を通じて報告した。
ドム率いる“ファミリー”の一員で、恋人である女性ドライバー、レティを演じる女優のミシェル・ロドリゲスとともに動画に登場したヴィンは、「ワオ!」を7回も連発してファン待望の最新作がついにクランクインした喜びと感動を表現。
すでに、すっかり役に入り込んでいる様子で、「信じられるか、レティ? 」と役名で呼びながら問いかけたヴィンに、ミシェルも「9作目よ、9作目! 」と感無量の様子で続けた。
「今、撮影初日を無事終えたところだ。まるで奇跡みたいだよ。苦労して辿り着いた奇跡。俺たちはただただ感謝してる。(製作元である)ユニバーサル社に感謝してる。制作チームにも感謝してる。素晴らしいクルーに素晴らしいキャスト、そして、何よりも、俺たちはシリーズを成長させてくれた世界中のファンのみんなに感謝している」と『ワイスピ』シリーズに関わるすべての人々に対して心からの感謝の想いを口にしたヴィンは、「信じられるか?本当に素晴らしい。俺たちは恵まれている。俺たちは君たちを愛している」と投げキスを送るミシェルとともにメッセージを締めくくった。
お馴染みのキャストや故ポールの娘が反応
このヴィン&ミシェルの動画メッセージには、シリーズ第1作目からドムの妹ミア役で出演している女優のジョーダナ・ブリュースターや第2作目『ワイルド・スピードX2』(2003年公開)から“ファミリー”に加入したテズ役ラッパーのリュダ・クリス、そして、長年ヴィン演じるドムの相棒ブライアン役を演じながらも、2013年に交通事故で急逝した俳優のポール・ウォーカーの忘れ形見である長女ミドゥ・ウォーカーもそれぞれ絵文字を使って反応した。
人気キャストが続投&新キャラも登場! あの人は出演せず?
さらに、第7作目の『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015年公開)からハッカーのラムジー役を演じているナタリー・エマニュエルはツイッターを通じてクランクインを報告。「今日は『ワイスピ9』の撮影初日だったわ…チームが再集結」というコメントに出演キャストたちそれぞれのキャラクターに似た絵文字を投稿し、お茶目に“ファミリー”の久々の再会を祝福。
Day one of shooting Fast and Furious 9 today... The team is back together ♀️
— Nathalie Emmanuel (@missnemmanuel) June 24, 2019
絵文字は左から、ヴィン・ディーゼル演じる主人公のドミニク、ミシェル・ロドリゲス演じるレティ、タイリース・ギブソン演じるローマン、ジョーダナ・ブリュースター演じるミア、そしてクリス・“リュダクリス”・ブリッジス演じるテズ、ナタリー演じるラムジーだとみられる。
タイトル未定の第9作にはナタリーが絵文字を使って出演を示唆したお馴染みのキャストたちにくわえ、WWE出身の人気レスラーであるジョン・シナが謎の新キャラ役で出演。
しかし、ヴィンとの不仲が報じられた、『ワイルド・スピード MEGA MAX』以降にシリーズに加入したルーク・ホブス役のドウェイン・ジョンソンと『ワイルド・スピード SKY MISSION』から加入したデッカード・ショウ役のジェイソン・ステイサムは、ダブル主演を果たした『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』が8月2日に日米同時公開されるが、『ワイスピ』第9作目には出演しないことが伝えられている。
映画『ワイルド・スピード』第9作は現時点では、2020年5月22日に米国公開予定と発表されている。(フロントロウ編集部)