マッチングアプリのティンダー(Tinder)で出会った女性を殺害した罪に問われている男性が、その裁判中に自身の首を切る事件が発生した。(フロントロウ編集部)

アプリで知り合った人とデートに出かけた女性が失踪

 2017年11月に、アメリカのネブラスカ州に住むある女性がマッチングアプリのティンダーで出会った女性ベイリー・ボスウェルとデートに出かけたのちに失踪。

 3週間後に女性の遺体が発見され、彼女が失踪した日に彼女とデートをしていたベイリーと、その恋人オーブリー・トレイルが、女性を殺害した容疑で逮捕された。

 当初は容疑を否定していたベイリーとオーブリーだが、今年2月にオーブリーが、11月に女性を絞め殺したと供述。オーブリーの供述によると、当時オーブリーと女性は、さらにもう2人の女性を加えた4人で性行為に及んでいたという。ベイリーは4人と同じ建物にはいたが、別の部屋で薬物を使用し、気絶していたとされている。

 法廷資料によると、女性を殺害したのはオーブリーだが、ベイリーはその後部屋を掃除し、遺体を遺棄することを手伝ったという。

画像: アプリで知り合った人とデートに出かけた女性が失踪

法廷で男性が自傷行為

 そして先日、現地時間6月24日の月曜日に、オーブリーの裁判が行なわれた。法廷に出廷した目撃者が証言をし終わり、部屋を後にした時に、事件は起きた。

 オーブリーが突然叫びだし、その手には小さく鋭利な刃物が。

 「ベイリーは無実だ!お前ら全員呪ってやる!」

 そう叫んだオーブリーは、自身の喉を刃物で切り、その場に倒れ込んだ。

 その場にいた人の証言によると、首からは血が流れ、床にも血痕が。しかし、その後すぐに救急車で運ばれたオーブリーの命に別状はないという。さらに、この日の裁判は翌日の火曜日にやり直される予定で、そこにはオーブリーも出席すると、彼の弁護士が明かした。この先行なわれる裁判では、オーブリーに手錠がかけられるという。

 2人には、第一級殺人と死体遺棄の容疑がかけられており、終身刑か死刑になる可能性もあると見られている。(フロントロウ編集部)

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