トム・ホランドが家族と出かけたビーチバケーションでのちょっとヘコんでしまったエピソードを明かした。(フロントロウ編集部)
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』に続くMCU最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でスパイダーマンこと主人公のピーター・パーカーを演じている俳優のトム・ホランド。
無邪気で陽気な性格で『アベンジャーズ』シリーズの共演者たちからもまるで息子のように可愛がられている彼は、実生活でも4兄弟の長男として家族のムードメーカー的役割を果たしていることでも知られている。
そんなトムが、両親や弟たちと出かけた休暇先で、ちょっとした屈辱を味わうことになったエピソードを明かした。
米人気トーク番組『レイト・ナイト・ウィズ・セス・マイヤーズ』に出演したトムは、当時シングルだった弟のサムのために、自身のセレブパワーを活かして、ビーチでの女性たちとの出会いにひと役買おうとしたときのことに言及。「ある、すっごくゴージャスな女の子が海の中にいた僕たちに近づいてきたんだ…」と話し始めた。
その女性が、てっきり自分が俳優のトム・ホランドだということに気づいて声をかけてきたものだと思い込み、もし話しかけられたら、弟のサムとどうやってお近づきになってもらおうかとシミュレーションしながら心の準備をしていたのだそう。
しかし、次の瞬間、トムは、その女性のまさかの行動にあっけにとられることに。
トムの横を風のように素通りした女性は、サムのほうに駆け寄り「オー・マイ・ゴッド! あなたティモシー・シャラメじゃない? 」と興奮した様子で話しかけたという。
呆気にとられるトムを横目に、サムはなんと、女性からの質問にあっけらかんと「そうだよ!」と返答。自分は俳優のティモシー・シャラメだと認めるという強気なナンパテクを繰り出したという。
結局、その女性とサムが、その後”いい関係”になれたのかは不明だが、トムは、スパイダーマンなのにまったく気づいてもらえなかったというショック、自分と同世代の人気俳優であるティモシーに似ているという理由で、弟に完全に1本取られてしまったというショックのダブルパンチを食らうこととなってしまった。
このちょっとトホホなエピソードを身振り手振りをつけて、面白おかしく語ったトム。この飾らない性格も、一般人に混ざってもあまり気づかれない所以なのかも?
ちなみに、彫刻のようなアンニュイ美男子と称されるティモシーと間違われるほどのイケメンだというトムの弟サムのサングラスをはずした姿がコチラ。
サムも母国イギリスで俳優として活動しており、双子のハリーがいる。(フロントロウ編集部)