テイラーに“謝罪”するもスクーターを擁護
シンガーのジャスティン・ビーバーやアリアナ・グランデのマネージャーとして知られるスクーター・ブラウンが、テイラー・スウィフトが以前所属していたレコード会社を買収したことを受けて、テイラーがスクーターの行動を批判するとともに、スクーターによる“いじめ”を告白した件で、ジャスティンが長文コメントで今回の騒動に言及した。
問題となっているジャスティンの過去のインスタグラムの投稿。テイラーは、この投稿はスクーターが仕組んだものだと主張している。ちなみに、元々「Taylor swift what up」というキャプションが書かれていたが、現在は削除されている。
以下、ジャスティンのコメント全文。
「やあ、テイラー。まずはじめに、以前、インスタグラムに君を傷つけるような投稿をしたことを謝りたい。あの時はおもしろいと思ったけど、今振り返ると不快で無神経なコメントだったと思う。正直に言うけど、スクーターとカニエとテレビ電話した時の写真に『一体どうしたんだい、テイラー』というキャプションを書いたのも、投稿したのも僕であって、あの件にスクーターは一切関わっていないし、(テイラーとカニエの騒動についてスクーターと)話したこともない。むしろ、スクーターから“ジョークにするべきじゃない”と注意されたよ。
君が僕に(テイラーのコンサートの)オープニングアクトをまかせてくれた時から、スクーターは君のことを支持してきた。僕たちは、時が経つにつれて関わる機会が減り、お互いの違いや心の痛み、不満を分かち合うべくコミュニケーションをはかることもなくなった。だから、(不特定多数の人たちが目にする)SNSに君がスクーターへの嫌悪感をあおるような投稿をしたことはフェアじゃないと思う。あのブログから君は一体何を得ようとしているんだい?僕には共感を得るためとしか思えないし、君はああいう風に言えば、自分のファンがスクーターを“口撃”してくれるとわかってたんじゃないかな。
何はともあれ、ただひとつだけ言えるのは僕もスクーターも君のことを愛してるってことだ。個人的にこういった争いを解消するには、話し合いしかないと思ってる。ネット上で言い合っているだけじゃ何も解決しない。スクーターも僕も君と話がしたいと思ってるし、僕たちのあいだにある障壁や君が抱える苦悩、そのほかに言いたいことがあれば何でも話し合う準備ができてる。僕もスクーターも君を悪く言うようなことはないし、本当に心の底から君の幸せを願ってる。
基本的にこういったことで反論はしない主義なんだけど、今回のように僕の愛する人の名誉が汚されかけている場合は話が別だ」
ジャスティンにとって、スクーターは自分の才能を見出してくれた恩師であり、問題行動ばかり起こして世間から見放された時も信じ続けてくれた大切な人。そのため、一部スクーターを擁護するコメントもあったが、テイラーとのあいだに軋轢を生むきっかけとなった過去の過ちについて謝罪し、直接会って「話そう」と呼びかけた。(フロントロウ編集部)