9年前のMCU映画の“あの人”が『スパイダーマン』に
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)は、様々な映画やドラマが世界観を共有する作品のくくり。
現時点で23の映画が公開されたMCUでは、作品を繋げる架け橋として、キャラクターが他の作品にクロスオーバーすることが多く、その役割は主役級の俳優が担う時もあれば、チョイ役の俳優に任せられることもある。
トム・ホランドがピーター・パーカー(スパイダーマン)役を演じる映画『スパイダーマン:ホームカミング』では、『アイアンマン』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズで主演を務めた、ロバート・ダウニー・Jr.演じるトニー・スターク(アイアンマン)が“カメオ出演”したことが有名だけれど、この作品にはもう1人、9年前のMCU映画に出演していたキャラクターがいた。
そのキャラクターとは、ピーター・パーカーが通う高校の先生で、学力コンテスト部の顧問を務めるロジャー・ハリントン。
ドラマ『フリークス学園』などで知られるマーティン・スターが演じるハリントン先生は、じつは2008年に公開されたハルクの単独映画『インクレディブル・ハルク』に出演していた。
マーク・ラファロの前にハルクを演じたエドワード・ノートン主演の『インクレディブル・ハルク』で、マーティン演じるハリントンがチョイ役として登場。まだ教師ではなく、大学で勉学に励む学生として描かれた。
Another detail which ties the MCU films together: we saw the teacher in Spider-Man: Homecoming as a university student in The Incredible Hulk from r/marvelstudios
そんなハリントンは、ブルース・バナーがハルクだとは知らずに、ピザと引き換えにパソコンの使用を許可した、ちょっと天然な学生を熱演。
そんな学生が、9年の月日を経て公開された『スパイダーマン:ホームカミング』では、高校の教師に。ハルクの時と同様、ピーター・パーカーがスパイダーマンだとは知らずに、部活の顧問としてピーター・パーカーと接する。
『スパイダーマン:ホームカミング』の続編である『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』にも登場するハリントン先生は、前作にも増して、『インクレディブル・ハルク』での学生時代を彷彿とさせる天然ぶりをさく裂する。(フロントロウ編集部)