追記:
ファンの間で広く囁かれていたこの仮説について、アンソニー・ルッソ監督がまさかの偶然だったと明言。「3000回愛している」というセリフは、ロバート・ダウニー・Jr.の子供から引用されたものだとルッソ監督がHollywood‘s Postのインタビューで明かした。
「3000」の本当の意味が判明
今季最大のヒットを記録した映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、『アベンジャーズ』シリーズ最終章であり、2008年の映画『アイアンマン』から始まったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の主軸となるストーリーのフィナーレが描かれた作品。
そんなストーリーのなかでは、数々の名シーンが生まれたが、なかでもロバート・ダウニー・Jr.演じるトニー・スターク(アイアンマン)の娘で、レクシー・レイブが演じたモーガン・スタークが言った「3000回愛している(I Love You 3000)」というセリフは、MCUやキャスト陣への愛や感謝の言葉として引用され、広く親しまれている。
この「3000回愛している」の言葉にまつわる意味については、ファンの間で様々な議論が展開されるなか、『アベンジャーズ/エンドゲーム』に続くストーリーである映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で新たな仮説が証明された。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の上映時間は、129分。一見何の変哲もない数字のように思えるけれど、この作品を含めた歴代のMCU映画の上映時間(分数)を足してみると…、その合計はなんと、3000分。
Look at the total run time for all the MCU movies. “I love you 3000”. Can’t cope... #AvengersEndgame pic.twitter.com/A6nj6bGaNd
— Ash (@AshBoio) 2019年5月2日
『アベンジャーズ/エンドゲーム』での「3000回愛している」というセリフは、MCU全作の上映時間である3000分間を見届けたファンへの愛の表現だと考える人が続出。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は、ストーリーを区切るフェイズ3を締めくくる作品であると同時に、歴代のMCU映画をすべて合わせた23作品を総称する「インフィニティ・サーガ」というチャプターを完結させる作品でもある。この言葉通り、本作はMCUの要素が「すべて詰まった作品」だと、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが口にした。
(フロントロウ編集部)
※この記事は一部修正致しました。