シンガーのトロイ・シヴァンが、コンサートの売り上げの一部を性的マイノリティの団体に寄付することを発表した。(フロントロウ編集部)

 自身のアルバム『ブルーム』を引っさげ、北米、ヨーロッパ、アジアを周っていたシンガーのトロイ・シヴァン。先日トロイは、9月から自身の育ったオーストラリアでツアーを開催することを発表した。

 トロイが地元オーストラリアでツアーを行なうのは、じつに2016年から3年ぶり。今回オーストラリアの6都市を周るツアーにて、ライブのチケット一枚あたり、約110円(1ドル)を団体に寄付するという。

 トロイが寄付するのは、オーストラリアとニュージーランドの3つの団体。うつ病やメンタルヘルスに苦しむ人を支援するオーストラリアのNPO団体「ビヨンド・ブルー」と性的マイノリティの若者をサポートする「マイナス18」。そしてニュージーランドの性のアイデンティティに悩む人たちを含め、若者を支援する団体「レインボー・ユース」に寄付する。

画像: トロイ・シヴァン、コンサートの売り上げでメンタルヘルスとLGBTQ+を支援

 自身がゲイであることを公にし、その理解と認知の向上のためにドキュメンタリー番組に出演したり、インタビューで関連する社会問題について言及したりと、積極的に性的マイノリティのサポートを行なっているトロイ。

 今回の件についてトロイは、「ツアー中にこれらの団体と一緒に活動ができることにとてもワクワクしています。僕が必要としていたときに、サポートしてくれた団体だから。こうして今、ステージでパフォーマンスすることでみんなを支援できるなんて、とても光栄です」とコメントしている。(フロントロウ編集部)

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