『スパイダーマン』にゲスト出演したキャラクター
『アベンジャーズ』シリーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)が贈る、映画『スパイダーマン』シリーズには、ロバート・ダウニー・Jr.が演じたトニー・スターク(アイアンマン)がゲスト出演したように、MCUでお馴染みのキャラクターが多く登場した。
現在公開中の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』では、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の出来事の後のストーリーが描かれるため、サミュエル・L・ジャクソン演じるニック・フューリーやコビー・スマルダーズ演じるマリア・ヒルなどのキャラクターも登場。
アイアンマンの側近がド忘れ
そんななか、2017年に公開された前作『スパイダーマン:ホームカミング』に出演していたのに、そのことをすっかり忘れていた俳優がいた。
それは、トニー・スタークの妻ペッパー・ポッツを演じたグウィネス・パルトロウ。
トニー・スタークの秘書ハッピー・ホーガンを演じたジョン・ファヴローによるNetflixの番組『ザ・シェフ・ショー~だから料理は楽しい~』に出演したグウィネスが、『スパイダーマン:ホームカミング』に出演したことについて聞かれると、「スパイダーマン?」ときょとんとした表情に。
そしてグウィネスは「私たちスパイダーマンには出てないわよ」と言うと、ジョンが「出てたよ」と説得するも「私が出たのはアベンジャーズだよ」と言い返す。
これにジョンが「スパイダーマンのラストで、トム・ホランドがいて、会見をするシーンだよ。指輪もらったでしょ?」と切り返すと、やっとそのシーンを思い出したグウィネスは、 「そうだった!あれがスパイダーマンだったの?オー・マイ・ゴッド」と、今になって自分が『スパイダーマン:ホームカミング』に出演していたことを知って驚愕した。
どの映画に出演したのかわからないなんて考えられないと思うファンもいるなか、先日行なわれた『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のプレミアで米Varietyの取材に答えたジョンが、ジョンがグウィネスの気持ちに共感するコメントをした。
「マーベルでは、たくさんの映画が同じ時期に起きていてお互いに織り交ざっている。だから何が起きているのか分からないことはよくある。僕だってそうさ。僕は『エンドゲーム』のエグゼクティブプロデューサーだったけど、何が起きているかいつも把握できていたわけじゃない」
20を超える作品が世界観を共有するMCUでは、その制作や撮影が同時期に行なわれたり、はたまた撮影と公開のスケジュールが前後にずれる場合もあったりする。
だからこそ、自分がどの映画を撮影しているのか分からなくなってしまうことがあると話したジョンは、グウィネスに同調した。
ちなみにグウィネスは、世間での熱狂ぶりに反して、それほどMCU映画に関心を示しておらず、トーク番組『ザ・グラハム・ノートン・ショー』では、『アベンジャーズ/エンドゲーム』を見ていないことを明かし、隣にいたトム・ホランドを驚かせた。(フロントロウ編集部)