オーストラリア出身のブリジット・マルコムは、2016年にヴィクトリアズ・シークレットのファッションショーに参加。トップモデルとして人気を集めるブリジットが、自身のブログとインスタグラムを通じて、摂食障害に悩まされていると告白した。

ブリジットが悩んでいるのは、拒食症。この病気と向き合い始めて2年が経つというけれど、その症状は深刻なうえ浮き沈みが激しいため、治療をつづけているという。
ブリジットは9日に投稿した写真で「これが私。拒食症を克服するための道のりが始まってから2年。私は太っていないってわかっているけど、私の頭の中の声は冷たくて、大きいものなの」とコメント。
さらにこう続けた。
「自分にできることがあまりないってことを認めるのは正直つらい。簡単に治すことはできないし、コントロールが効かないの。だけど、毎日生きることを選べることに感謝している。今のわたしは、今まで乗り越えてきたことの数々でできているのだから。頭の中の声は、徐々に小さくなっていっているの。これ以上望めることはない。みんなに愛と平和が訪れますように」
一見すると華やかで、憧れる人も少なくないモデル業界だけれど、最近では、モデルたちに課せられる過度なダイエットなど、その過酷な裏側を明かす女性たちが増えており、ブリジットもそのひとり。ダイエットが原因で生理不順になったことも過去に告白した。

ブリジット・マルコム(写真中央)
ヴィクトリアズ・シークレットのファッションショーへの出演だけでなく、雑誌Playboyのプレイメイトに選ばれるなど、順調なキャリアを積んできたブリジット。勇気ある告白をしたブリジットは、3度の食事と、適度な運動、鏡を見ないようにして、身近な人との関わりを大切にするなど、摂食障害との向き合い方も明かしている。(フロントロウ編集部)