人気ブランドのデザイナーとして活躍するステラ・マッカートニーが、自身の服を洗わないと告白。その理由とは?(フロントロウ編集部)

 イギリスの人気ファッションブランドであるステラ・マッカートニーのデザイナーを務めるステラ・マッカートニー。元ザ・ビートルズのポール・マッカートニーの次女としても知られ、人気ブランドのデザイナーを務める彼女が、衣類を洗うのが好きではないと明かした。

画像1: ポール・マッカートニーの娘ステラ、「服を洗わない」と衝撃発言をした深い理由

 ステラは、「基本的に私の経験から言えることは、絶対に洗わなくてはいけないものでない限り、洗わないこと」と、英雑誌The Observerのインタビューで告白。むやみやたらに洗濯機を使わないという彼女は、こうつづけた。

「私は毎日ブラを取り替えないし、1度着たからといって服を洗濯機に放り込むようなことはしないの。私は衛生にはとても気を使うタイプだけれど、ドライクリーニングや洗濯はとにかく好きじゃないのよね」

 ハイブランドのなかでいち早くサスティナブル(※)な活動に取り組み、動物実験をしないことや、毛皮を使わないことでも知られるステラ・マッカートニー。
※環境を守りながら、持続が可能な産業や開発のこと

 ステラの環境に対するポジティブな姿勢は、彼女のコレクションに表れているだけでなく、ロンドンの旗艦店では店内の電気は風力発電の電力でまかない、壁は本社で使った紙をリサイクルして作られ、前のコレクションで使ったフェイクファーを店舗のエレベーターに敷くなど、環境保護に積極的に取り組んでいる。

 そんなブランドを牽引する彼女だからこそ、不必要に洗濯機を使うことで、資源の無駄遣いをしたくないと、ファッション業界の環境問題に取り組むパイオニアらしいその習慣を明かした。

画像2: ポール・マッカートニーの娘ステラ、「服を洗わない」と衝撃発言をした深い理由

 ファッション業界が排出する二酸化炭素の量は、産業部門全体でみると石油産業に次いで第2位。さらに業界の排水量が地球全体では20パーセントを占めるなど、環境問題において課題が多く残る。ステラは以前より「ファッションは地球に大きな影響を与える産業のひとつ」として、警鐘を鳴らしている。(フロントロウ編集部)

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