“おもちゃ”のウッディの声は誰の声?
現在公開中のディズニー/ピクサー映画『トイ・ストーリー4』でウッディの声を担当するのが最後となったトム・ハンクス。
1995年に公開された『トイ・ストーリー』から、20年以上にわたりウッディの声を担当してきたトムだけれど、この20年間で、世界各地のディズニーランドで『トイ・ストーリー』のアトラクションができ、パーク内でウッディの声を聞くことが出来るほか、映画のようにしゃべる人形が発売されたり、ゲームなどに登場したりと、スクリーンの外でも“ウッディの声”を簡単に聞くことができるようになった。
ウッディの声が収録された商品が数えきれないほどあるなか、そのすべてのナレーションを大御所俳優のトムに頼むわけにもいかない。
ファンの間では、とくに等身大のウッディ人形に録音された音声がトムにそっくりだと言われているなか、トム本人がトーク番組『The Graham Norton Show』に出演した時に、その声の真相を明かした。
司会者のグラハム・ノートンからウッディの人形の音声について「これは君かい?」と聞かれたトムは、「ちがう。弟のジムだよ」と即答。
なんとウッディの人形の声は、トムの弟であるジム・ハンクスが担当していることを明らかにした。
「コンピューターゲームや(スピンオフ)作品がたくさんあるから、ジムがそれを年がら年中担当しているんだ。僕に仕事が来ても『弟に頼んでくれ』って言うんだ。彼はやってくれるからね。だから(人形の声)は、弟のジムの声だよ」と、ウッディの人形だけでなく、ゲームなどの声も担当していることを暴露した。
ちなみにジムによるウッディの声が、トムの声に似ていることはファンの間で有名な話で、2000年にリリースされた『トイ・ストーリー』のスピンオフアニメ『スペース・レンジャーバズライトイヤー帝王ザーグを倒せ!』では、バズライトイヤーの声を映画版と同じくティム・アレンが担当したなか、ウッディの声はトムではなくジムが担当した。(フロントロウ編集部)