アメリカン航空が、バケーション先から帰ろうとした女性の服装を理由に搭乗を断ろうとしていたことが公になり、大バッシングを受けた。(フロントロウ編集部)

ロンパースは「不適切」

 テキサス出身で医者の女性ティシャ・ロウは、8歳の息子とアメリカン航空に搭乗した際に、服装が原因で搭乗拒否されそうになったことをツイッターで明かした。

 常夏のジャマイカから米フロリダに戻るフライトで、ベアトップでショート丈のロンパースを着用していたティシャは、搭乗した後にキャビンアテンダントから飛行機から降りるよう言われたという。

 飛行機の外に出てから、ティシャはジャケットを持っているかと尋ねられた。

 彼女が着用していたロンパースが、搭乗員の「気が散る」要因になるため、何かを羽織る必要があるとし、アウターを持っていなかったティシャがそれに反論すると、ブランケットで体を覆わなければ搭乗できないと言われたという。

 これを受けて、アメリカン航空は声明を発表。

「我々はロウ医師のコメントを拝見して、空港で起きたできごとの詳細を確認するためにロウさん及びキングストン空港のチームに連絡を取りました。ロウ医師と息子さんに起きたことを謝罪するとともに、航空券を全額返金致しました。我々はすべてのお客様に空の旅をご提供できることに誇りを思っており、すべての人が弊社のフライトで安全で快適な旅をお過ごしいただけるよう努めております」

 そうティシャと息子に謝罪するとともに、航空券を全額返金したことを明かした。

 ちなみに、アメリカン航空では、航空券を購入する際に同意する誓約書のなかで、「場をわきまえた服装をしてください:裸足または不適切な服装では搭乗できません」と服装について指摘する部分があるものの、「不適切な服装」についての詳しい説明はない。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.