不仲だったマークとレオナルド
映画『ディパーテッド』でアカデミー助演男優賞などをはじめ多数の賞にノミネートされ、自身が制作・主演を務めた『ザ・ファイター』もアカデミー作品賞にノミネートされるなど、現在ではハリウッド映画界で才能を発揮するマーク・ウォールバーグ。
しかしマークは、キャリアの当初はヒップホップグループであるマーキー・マーク&ザ・ファンキー・バンチのメンバーとして人気になり、ファッションブランドであるカルバン・クラインの下着モデルを務めたことで有名。そんなマークが俳優業を初めて行なったのが、レオナルド・ディカプリオ主演の映画『バスケットボール・ダイアリーズ』。
この映画のキャストが決定した当時、マークとレオナルドは仲が悪かったという。2018年に大学のトークイベントに登壇したマークは、昔をこう振り返った。
「レオは僕にあの役をやってほしくなかったし、僕もレオがあの役に合っているとは思っていなかったよ」
しかし、いざ撮影を開始したマークとレオナルドは、その仲を縮めていったという。
「僕たちはお互いにどう尊敬しあえばいいのかということを学んだし、上手くいったよ」
マークがレオとの24年前の映像を公開
最後には上手くいったとマークが語るとおり、仲の良い共演者となったマークとレオナルドは、その後も『ディパーテッド』でふたたび共演。
レオナルドとそんな歴史を持つマークが、24年前に2人が話す様子を収めた動画をインスタグラムに公開した。
「僕らは友達だよな、マーク?」と聞く19歳のレオナルドに対し、23歳のマークも「死ぬまで友達だな」と返事。するとレオナルドが「僕を友達だと思ってくれるの?」と質問するという、ギクシャクしていた2人が友情を育むなんとも青春らしい様子を収めたこの動画。
この動画を公開したマークは、「時間は飛ぶように過ぎていくよな!」とコメントを添え、青春の甘酸っぱい思い出を振り返った。マークとレオナルドの若かりし日の動画はファンの心を鷲掴みにし、現在500万回以上も再生されている。(フロントロウ編集部)