2017年にこの世を去ったリンキン・パークのフロントマンであるチェスター・ベニントンの2回目の命日を迎え、母親やメンバーなどがメッセージを送った。(フロントロウ編集部)

チェスターの命日に家族やメンバーがコメント

 2017年7月20日にロサンゼルスにある自宅で自ら命を絶ち、41歳という若さでこの世を去ったリンキン・パークのチェスター・ベニントン。当時ワールドツアーを1週間後に控えていただけに、ファンやメンバーたちのショックは計り知れなかった。

 そんなチェスターの死から早2年。チェスターの命日に母親のスーザンが、最後に息子チェスターからもらったキスの写真をSNSにアップ。スーザンはその写真に「ワンダフルボーイからもらった最後のキス。言葉に出来ないほど恋しいわ。今日は彼の人生をみんなにお祝いして欲しいの!みんな愛しているわ!今日はチェスターの人生をお祝いしましょう!彼はお祝いして欲しいと思うわ!」とコメントし、息子チェスターの命日は悲しむのではなく、彼がこれまで残した功績などを称えるようファンにお願い。

 チェスターが所属していたバンド、リンキン・パークのオフィシャルインスタグラムもメンバーで笑っている姿を公開し、「今日はチェスターを思い出す日。チェスターの好きな瞬間やリンキン・パークの好きな瞬間をコメント欄でシェアして」とチェスターとの思い出を共有し、みんなで追悼。

 そしてリンキン・パークのメンバーであるマイク・シノダもチェスターと肩を組んでいる写真をインスタグラムにアップし、「本当は今日投稿したくなかったんだ。でも、投稿しないのも変だと思った。チェスターがなくなった日を「イベント」として記録したくない。それよりも、チェスターの誕生日やアルバムのリリース記念日、素晴らしいリンキン・パークと作った無数の思い出を祝いたい。今日は自分をいたわってあげて」と、複雑な胸の内を明かした。

 また、チェスターの妻で、彼の死後、チェスターと同じくうつ病や依存症に悩む人々を支援するプロジェクトを立ち上げたタリンダも「今日はお互いをいたわって、全ての瞬間を楽しもう」とコメントして動画をアップ。動画内でも「今日はお互いをいたわって、チェスターに誇りに思ってもらおう。チェスターがそう望んでいると思うから」と語り、チェスターのことを振り返った。

 チェスターの2回目の命日に多くの人が反応し、今もなお愛される存在だということを証明した。(フロントロウ編集部)

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