アルバムで最も重要な楽曲に
新曲「The Archer」をリリースしたテイラー・スウィフトが、インスタグラムのライブ中継で、この楽曲がニューアルバム『Lover』のトラック5に収録されることを明かした。
アルバムの5曲目には、毎回、最もパワフルでメッセージ性のある楽曲を収録しているテイラーは、今回のアルバムのトラック5に選んだ「The Archer」をアルバムリリースより前にファンに聴かせてあげたかったと、このタイミングで同曲をリリースした理由を明かした。
テイラーが「たくさんの感情を詰め込んだ」と語った楽曲「The Archer」は、その言葉通り、歌詞には本音が見え隠れするメッセージが多く含まれている。また、テイラーらしいラブソングのようにも聴こえるバラードソングとなっている同曲には、今年で交際3年になる恋人のジョー・アルウィンの存在を思わせる一説も。

「彼らは簡単にやってくるけどすぐにいなくなってしまう」「あなたにつかまっていられるよう助けて」「叫んでいる、私は射手だった/私は獲物だった」「ダーリン、誰が私を置いていくの?/残ってくれるのは誰?」「天敵はみんな最初は友達だった」
そんな楽曲をトラック5にした理由について、テイラーは「後から気がついたんだけど、アルバム制作の段階で、トラック5はすごく繊細でパーソナルで正直で、そして感情的な曲にしたみたい」と話した。
前作のMVにヒントが
『Lover』のトラック5については、前作の「You Need to Calm Down(ユー・ニード・トゥ・カーム・ダウン)」のMVで、弓を射る先に「5」の文字が映し出されたことから、同曲がニューアルバムのトラック5に収録されると推測されていた。
しかしこれは、“弓が5を射る”ことと「Archer(=射手)」をかけ、「The Archer」がトラック5になることを示唆したものだったことが明かされた。ちなみに、12月13日生まれのテイラーの星座は、射手座である。
多くのメッセージが含まれる「The Archer」のリリースに伴い、テイラーは、ニューアルバム『Lover』のスペシャルエディションに、120ページにも及ぶテイラーの日記がついてくることも告白。
So excited to show you the deluxe versions of Lover!
— Taylor Swift (@taylorswift13) July 23, 2019
You can get it at @Target in the US or on my website! Cheers! https://t.co/tY7Fw1lC9r pic.twitter.com/Qi8IqmcDlB
この日記には、2012年のアルバム『レッド(RED)』に収録された「オール・トゥー・ウェル(All Too Well)」の歌詞の基となった文章が書かれているほか、学校で嫌なことがあった日やグラミー賞の日の夜の心境など、キャリアを通したテイラーの“本音”が記されている。(フロントロウ編集部)
※一部表記に誤りがあったため修正致しました。