ミシェル・オバマ氏とメーガン妃が対談
イギリス王室のメーガン妃がゲストエディターを務めたことで話題の英Vogueの9月号。
メーガン妃が尊敬する女性たちを特集したこの号では、アメリカ元大統領のバラク・オバマ氏を夫に持つミシェル・オバマ氏を、メーガン妃が直接インタビューした。
メーガン妃は、「もし15歳の自分が横に座っているとしたら、今のあなたを見てなんと話しかけると思いますか?」と、アメリカ有数のハーバード法学院で学んだ弁護士であり、アメリカ合衆国史上初のアフリカ系アメリカ人のファーストレディとして現在も国民から絶大な人気を集めるミシェル氏に質問。
すると、ミシェル氏はこう話し始めた。
「(15歳の)彼女は、私がどれだけ遠くに来られたのかを誇りに思ってくれると思う。しかしその一方で、(私が今持つ)責任から解放してはくれないでしょう。多分、彼女は私を見て、ただ頷いてくれる気がする。彼女は、(私の出身地である)シカゴのサウス・サイド地区には、まだまだ多くの女の子たちが大人しくさせられ、見捨てられ、大きな夢を見すぎていると言われている現状があるとクギをさすことでしょう。そして、その女の子たちのために闘い続けなさい、と」
そう言って、女性として、黒人として歩んできた自分の人生に思いを馳せ、まだまだ闘うことがあると明かしたミシェル氏。しかしその後すぐに、ミシェル氏の口からなんとも可愛らしいコメントが飛び出した。
「でも正直に言うとね、(15歳の)彼女は、私の夫がどれだけ可愛いかに笑ってくれるとも思うの」
イギリス王室のメーガン妃と、元アメリカ合衆国のファーストレディという厳かなインタビューのなかで、まさかの夫オバマ氏への微笑ましすぎる愛を明かしたミシェル氏。その後もミシェル氏は、4月に第1子を産んだばかりのメーガン妃に子育てのアドバイスをするなど朗らかな雰囲気で対談を続け、国民から支持される明るい性格を垣間見せた。(フロントロウ編集部)