ケイティ・ペリーの大ヒット曲「ダーク・ホース」が、ラッパーであるフレームの楽曲の著作権を侵害しているとされた裁判で、その損害賠償額が決定された。(フロントロウ編集部)

「ダーク・ホース」は著作権侵害

 シンガーのケイティ・ペリーが2013年に発表したアルバム『プリズム』に収録されたシングル曲「ダーク・ホース」が、ラッパーであるフレームの楽曲「ジョイフル・ノイズ」に酷似しているとして行なわれていた裁判で、7月下旬にケイティ側が敗訴。損害賠償額の審議に入っていた。

 フレーム側は、「ジョイフル・ノイズ」の旋律はケイティの「ダーク・ホース」の45%の部分で使用されたと主張。よって、「ダーク・ホース」がこれまでに得た収益にあたる約45億円の45%である約22億円を請求していた。

 それに対して、ケイティ側は約4,000万円の損害額を主張した。

 そして8月1日に、ケイティ側が支払う賠償額が決定。

画像: 「ダーク・ホース」は著作権侵害

 9人の陪審員が決定した賠償額は、約3億円。

 米AP通信による内訳では、ケイティには約6,000万円、ケイティの5人の共同制作者には660万円から2,800万円程度、そしてレコードレーベルであるキャピトル・レコードには、約1億3,000万円の損害賠償金の支払いが命じられた。

 ケイティの弁護団は、この判決に対して異議を唱える姿勢を見せている。(フロントロウ編集部)

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