ダヴ・キャメロンが、出演作『ディセンダント』シリーズへ、そして共演者たちに感動メッセージを送った。(フロントロウ編集部)

『ディセンダント』6年の旅路に幕

 ディズニー・チャンネルのテレビ映画『ディセンダント』シリーズは、2015年に放送されたシリーズ1作目から大ヒットを記録し、2017年には2作目が、そして8月2日には3作目が全米放送されたばかり。同作に出演するキャストたちが初放送を祝うため、続々とSNSを更新するなか、主演を務めたダヴ・キャメロンも「これが撮影裏の写真のすべて。みんなにシェアしたかったから、全部投稿したの」と、インスタグラムに数十枚のオフショットを公開。

 そしてダヴは、撮影終了後にキャストたちが抱擁を交わす様子を映したビデオもシェア。この投稿には長いキャプションが添えられており、「もうこれ以上抑えきれない」と始まったそのメッセージで、ダヴは今の胸の内を明かした。

「この6年間は、多くの人々が一生のうちで経験するよりも大きな成長や深い本当の愛、そして明るく鮮やかな日々に満ち溢れたものでした。私はこれからずっと、感謝しつづけます。それに私は、ここで培った人間関係や、ここで見つけた家族のような存在によって謙虚な気持ちでいられます。みんなに会うまで、私のような人間を誰かがこんなに理解してくれるなんて(多くのアーティストが感じていると思うけど)思ってもみなかった」

 『ディセンダント』での環境にそう感謝を述べたダヴは、同作で指揮をとったケニー・オルテガ監督に向けてもメッセージを綴った。

「ケニー・オルテガ、あなたは私を導く光であり、メンターであり、アイドルであり、そして友達です。私をこのような女優に成長させてくれてありがとう。あなたはずっと、私のなかに居続ける存在です。あなたの熱心さは計り知れない。私たちキャストが、どれだけ愛され、気にかけてもらえていると感じていたのか、あなたは知る由もありません。これはあなたの存在と、あなたのサポートのおかげ。私たちはみんな、感謝しているの」

 ダヴの知名度をさらに上げるきっかけとなった『ディセンダント』の監督を務めたオルテガ監督が、作品作りだけでなく、撮影の裏側でもキャストたちをサポートしてくれたことに触れると、さらにダヴは6年の時を一緒に過ごしたキャストへ、こう語りかけた。

「キャストのみんな。私をこうして成長させてくれてありがとう。これから先ずっと、今よりも良い場所なんて見つけられるはずがないと思ってる。感謝の気持ちを言葉にすることはできない。そして、ソフィア、ブーブー、キャメロン。言葉が見つからないの。痛みと、苦しいほどの愛で心が重いよ。私の兄弟。最高の人たちと過ごした6年だった。私はなんてラッキーなの?」

 そしてダヴは、1作目の撮影当時を振り返りながら、最後に作品へ別れを告げた。

「さようなら、『ディセンダント』。私はこの世界と、つかの間だったけれど、二重の(ダヴとして、劇中のマルとして)生活を送るのがどういうものか体験させてくれたことに、一生感謝しつづけるでしょう。私たちが最も成長し、そして多くを感じ取るこの年代のとき、私たちが築きあげ、私たちに安心を与えてくれ、すべてが道理にかなっていて、誰もが愛を持っていて、居場所があると感じたこの私たちの世界に。失望していたとは言わないまでも、迷ってなにかを探していた17歳の私は、あなたを必要としていたの。私は今、より強く、そしてより深く根を張って、確かに強くなって旅立つことができる。だけど、あなたを置いていくことはしないよ」

 2014年に1作目の撮影を開始してから、3作品を世に送り出し、約6年の間公私を共に過ごし、作品と共に成長してきたキャストたち。ダヴは、『ディセンダント』に出演したことが、自身のキャリアだけでなく、その人生までにも大きな影響を与えてくれたと話し、作品とキャストたちへの溢れんばかりの愛と感謝の気持ちを送った。(フロントロウ編集部)

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