GoogleCamp、2019年のテーマは「環境問題」
Googleが著名人などを招待して数日間かけて世界の問題について話し合うイベントGoogle Camp(グーグル・キャンプ)。2019年は人類にとって最重要課題である気候変動(Climate Change)をテーマに、イタリアのシチリアで3日間にわたって開催された。
完全招待制のシークレットイベントには、イギリスのヘンリー王子をはじめ、バラク・オバマ元米大統領、レオナルド・ディカプリオ、ケイティ・ペリー、オーランド・ブルーム、ハリー・スタイルズ、ブラッドリー・クーパー、ステラ・マッカートニー、ニック・ジョナス、プリヤンカー・チョープラー、オプラ・ウィンフリーなど、エコ活動に熱心なことで知られるそうそうたるビッグセレブが参加。
しかし、地球をより良い場所にしようと集まった人々が、大きな批判を浴びている。
ジェットや大型ヨットで環境破壊!?
エコをテーマにしたGoogleのイベントに集まったセレブたちがバッシングされている理由は、このセレブたちが、プライベートジェットに乗ってやってきて、現地の海で大型ヨットに乗ってパーティーをしてと、エコイベントで温室効果ガスをまき散らしたとされているから。
米The Postは、同サミットでは114機のプライベートジェットが使用され、それだけで78万4,000キロ分のCO2が排出されたと計算している。
5つ星のヴェルドゥーラ・リゾートで開催された2019年のGoogle CampにGoogleは約20億円かけたとほうじられており、イベントでは、コールドプレイのヴォーカルであるクリス・マーティンによるパフォーマンスも行なわれたという。(フロントロウ編集部)